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越中八尾 おわら風の盆 [旅のおもひで]

2009年9月1日(火)2日(水)

昨年も富山へご招待いただいたかの御仁から、今年は「おわら風の盆」に、僕と同業で富山の御仁ともお付き合いのあるAさんとYさん、Aさんの奥様、それに僕を含めて4人ご招待いただきました。

特急列車で向かい合って座り、歓談しながら旅をするってのも久しくなかったので、とても楽しくあっという間にお昼ごろ富山に着きました。

着くと御仁が車で迎えにきてくださっていたので、まずはそのままお昼ご飯を食べに氷見漁港の方へ。
途中、柳田布尾山古墳公園でしばし休憩をとり、そのあと氷見漁港の魚市場内にある定食屋さんで食事をごちそうになりました。
もちろん獲れたてであろう魚の刺身やアラ汁を美味しくいただき、ちょっと興奮していたからか、とてもお腹が減っていたためか、料理の写真を撮ることも忘れて夢中でガッついてしまいました。

国宝 瑞龍寺山門前にて国宝 瑞龍寺山門前にて

食事のあとはそのままドライブをし、道の駅で生牡蠣をいただいたり、雨晴海岸の義経岩に行ったり、瑞龍寺を参拝したりと観光を楽しみ、それから夜にある「風の盆」に備えて、今回八尾町を案内してくださる御仁のお友達ご夫婦も加わり、割烹料理屋で挨拶代わりの一席をもうけていただきました。

さて、数々の富山の美味しいものでお腹が破裂しそうなくらい満たされたあとは、メインイベントの「おわら風の盆」をみる為に八尾(やつお)町へ。

八尾町は、井田川を挟んだ緩やかな谷の山腹にあり、到着した頃にはすっかり日も暮れておりましたので、その山肌にある町並みは提灯の優しい灯かりで浮かび上がり、なんとも郷愁を誘うような美しい景観がそこにありました。

町中は、格子戸が涼しげな土蔵造りの民家が立ち並ぶ坂の町として雰囲気のあるところです。
お祭りの日なので多くの観光客で溢れかえってはおりましたが、それでも落ち着いた良い町並みであることは歩いていてわかります。

越中八尾(やつお)町おわら町流し(諏訪町)

町のところどころで、胡弓の音色と叙情豊かなおわら節にあわせて、編笠に浴衣・はっぴ姿の男女が流れるような所作で静かに、そして優美に踊り歩きます。
こういうシットリとした静かなお祭りが妙に心地良く、まったく知らない土地に来たんだと、旅愁を存分に味わいました。

深夜まで八尾町に滞在し、それから富山市内のホテルで1泊、次の日は金沢の兼六園と岐阜の白川郷へドライブし、駆け足ではありましたが、いろいろと観光地を周る事ができ、満足です。

兼六園・ことじ灯籠白川郷・荻町合掌造り集落

今回は1泊2日の旅行ですが、それでも日常生活を忘れてしまう素晴らしい時間に身を置く事ができ、とても思い出深い旅行となりました。
お誘いいただいた富山の御仁と一緒に旅した皆さん、ありがとう。

タグ:石川 富山

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