【東北三十六】宝珠盛岡山（ほうじゅもりおかさん） 永福寺（えいふくじ）

［第十九番札所］降魔不動尊　2014年8月7日　奉拝　（岩手県盛岡市下米内）


お寺はJR山田線の山岸駅のすぐそばなのですが、バスの方が少しだけ早い便があったので、盛岡駅前から路線バスで来ました。バス停からは徒歩5分ほどです。

鳥居をくぐると、朝の7時すぎだったこともあり、本堂横の母屋の方からはカチャカチャと食器を洗うような生活音がします。
そちらに声をかけてからお参りさせていただきました。



どうぞ、と招き入れてくださったのは、お婆さんというには少し早いかな、というくらいのお年に見える尼僧の方でした。
御朱印帖を預けて、押印していただいている間に拝みます。

尼ごぜとしばらくお天気なんかの話をしてから丁重にお礼を述べ、お寺をあとに。

これだけ駅に近いと、すごく楽。まわるお寺がすべてこうだと助かります。



お寺でいただいた小冊子をみると、ここは盛岡聖天さんとして信仰をあつめているようです。

聖天さんといえば、歓喜天。象頭人身のお像なんかが多い、仏教の守護神のお一人。
ご利益が強い反面、祟りも怖いとかって言われている仏さんです。
※　関西では宝山寺「生駒の聖天さん」が有名です。

冊子の表紙にも、一瞬、ぎょっとするような、象頭人身のお二方が抱き合う形の双身像がプリントされています。

特に冊子には書かれてありませんが、お像の形状から察するに、夫婦円満や子授けのご利益があるのかもしれません。
もしも間違っていたら、恥ずかしいうえに、バチ当たりなんですが……

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