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柘榴坂の仇討 [映画館に行こう]

260921.jpg【鑑賞日】 2014年9月21日
【映画館】 アポロシネマ8
【キャッチ・コピー】
ひたむきに生きる。
【映画全体の印象】 (・_・)
【感想】
先月の旅行で、桜田門をくぐったということもあり、よし、見てみようかと。

桜田騒動で井伊掃部頭を守れなかった近習とその家族、暗殺に加わった水戸浪士のその後を、武士の世から近代社会へ変わりゆく中、彼らがどのように生きたかを描いたものです。

いきなり結末の話でなんですが、ああいう幕の下ろし方になることが時代の流れなのか、あるいは武士の矜持を満たすものであったのか、そのへんはよくわかりませんが、現代人の感覚として、こういう風になったらいいのになーと思ったとおりの結末になったことは、私としては良かったです。気持ちのいい映画でした。

あと、明治維新を革命と考える人もあるように、世の中が激しく変わった時代です。
藩が無くなり、お殿様がいなくなり、武士が路頭に迷う。そして、刀を捨て、ちょんまげを落とし、洋服を着て靴を履く、そんな文明開化の時代に解けこもうとする武士や、市井の人々の生活なんかが垣間見られたところもおもしろかったと思います。

ガス灯の灯る雪の街を、帯刀したお侍が細君と手をつなぎ歩く……いいですね。

タグ:2014年映画
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