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太子堂を参拝したあとクリスマス&忘年会に参加して [写真と俳句と]

佛法を めぐる乱あり 冬椿
ふぞろひの ケーキに騒ぎ クリスマス

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[2016年12月25日(日)16時30分頃 大聖勝軍寺にて撮影]
「冬椿」「クリスマス」 冬の季語
寒椿?侘助?山茶花?写真の花の名前はわかりませんが、いずれも冬の季語。



「卑弥呼さまぁ」って髪の毛をいじる芸人さんがいましたが、写真は太子さまです。

つい先日、上の太子(叡福寺)を参拝し、今回は下の太子(大聖勝軍寺)をお参りするご縁に恵まれました。

入口の石柱には聖徳太子古戦場とあります。
それは飛鳥時代、伝来した仏教を信奉するかどうかで蘇我氏や厩戸皇子(聖徳太子)らの崇仏派と、この辺りに勢力を誇っていた物部氏の排仏派が対立し、結果、崇仏派が勝利することで仏教が日本に浸透していく契機となった争乱です(丁未[ていび]の乱)。

そして、この乱を経た聖徳太子を我が国仏法の開祖として崇めるのが太子信仰で、ここ大聖勝軍寺もその一寺。太子堂とも呼ばれています。

ちなみに、乱で討たれた物部守屋のお墓と彼の首を洗ったとされる池が近くにあるのですが、ここ大聖勝軍寺でも朱塗りの綺麗な平和塔と呼ばれる建物があり、そこに守屋も一緒にお祀りされてあるそうです。さすが太子さま、心が広い。やっぱり仏教、懐が深い。

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参拝を終えて徒歩数分、クリスマスリースの掛かる友人宅にお邪魔します。

今年の忘年会は、博多から水炊きのセットを取り寄せてくれました。
大阪の水炊きとはまるで違うと聞いていましたが、ほんとです。
骨ごとぶつ切りにした鶏肉から出るお出汁には、まろやかで芳醇な旨みが。

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そして食後は、この日クリスマスでもあったのでケーキを食します。
ポワールで予約したチョコ系のケーキ。
出席者は5人。切り分けが難題です。
そしてこのデコレーション、最初にナイフを入れるのも一苦労。

案の定、各皿には悲惨な有様のケーキが……
でもお味は良し。ワーワー言いながら取り分けるのも楽しみの内ということで。

クリスマスプレゼント(お弁当箱)もいただき、年の瀬、和やかなひとときでした。

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