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平成の終わりに木版画の手ほどきを受ける [日常のひとコマ]

版画の素朴な風合いが好きで、あと少々思うところもあって、自宅からそう離れていないところの木版画教室に行ってきました。前々からその作風に注目していた作家さんが主催している教室です。

一版多色刷りを体験。
下絵は前もって素描し、当日は版木に写し、彫り進め、色をのせ、刷っていきます。
丁寧で分かりやすい指導を仰ぎながらも、4時間ほど作業に没頭したせいか、ちょっと疲れました。
版画制作はきっと小学校の図工の時間以来だっと思いますが、夢中になるって楽しいなと、子供の頃の感覚を思い出したような気がします。

310429hanga1.jpg310429hanga3.jpg

ベタなモチーフとその出来栄えはともかくとして、少し手直ししてから来年の年賀状に何枚か刷ってみようかと思います。

310429hanga2.jpg

帰り際、もう一人の受講生も交えしばらく版画談義をしたのち、先生の作品が印刷された便箋とポストカードを購入。お世話になりました。

明後日は令和元年という日にとても有意義な一日を過ごしたなーと、すっかり陽も落ちて暗くなった家路を自転車で鼻唄まじりに帰りました。

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あとりえSAKANA

体験教室、お疲れさまでした!
【鼻唄まじりに帰りました】
楽しかったのと、達成感が
鼻歌になったのでしょうね☆

ディスプレイの設定を250倍まで
UPして作品を見せていただき
ました。冬に温かな気持ちに
させてくれそうなデザインですね☆
色もいい感じです(^^)
by あとりえSAKANA (2019-05-21 00:35) 

あとりえSAKANA

書き忘れていました。
余白の処理は先生の指導でしょうか?
それともあおきさんのセンスですか?
グレーの横筋が素敵ですー。
by あとりえSAKANA (2019-05-21 13:46) 

あおき

SAKANAさん、どうもどうも。
SAKANAさんも創作活動をなさっているので、言わずもがなだとは思いますが、何かチマチマした作業に没頭するのって楽しいですよね。
お褒めいただいてなんなんですが、他の生徒さん達の作品はもっとポップでセンスがあって、「うそ、これが初心者!?」ってレベルの人ばかりでして、私だけがモチーフからして拙いし、なんかすごくイモくさい感じだったんですよね、場違いだったかなと(笑)。
そして、余白の指摘、ここを突っ込むあたりがさすがSAKANAさんです。
版画の世界では余白が大事だということも先生に教わり、私の感覚でちょっと荒彫りにしてみましたが、なかなか自然な彫りってのができないもんです。「適当」じゃダメなんですよね、むずい!
でも、年賀状にする際は、新年のお祝いの言葉も入れたいし、この横筋を半分ほど削ろうかと思っているのですが……だめでしょうかね?
by あおき (2019-05-21 18:33) 

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