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【神仏巡拝】法興山(ほうこうざん) 中宮寺門跡(ちゅうぐうじもんぜき) [霊場を巡る]

[奈良十四番]2019年8月3日 奉拝 (奈良県生駒郡斑鳩町)

古い土壁と堀や水路がある通りは、いにしえの里の様子を思わせる風情ある趣き。
うごうごと元気そうな、いや暑さに喘いでいる?ザリガニも発見。

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夢殿の奥隣に中宮寺の御門があります。
入口で御朱印帳を預けて、中を見学させていただく。
観るべきものは写真にあったあの御仏でしょう。

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お堂に入り、女性職員の方にこれから説明の音声を流しますと案内があり、椅子に一人腰掛け、目の前でアルカイックスマイルを浮かべ半跏で思惟されている菩薩様をじぃーと見る。
艶やかで均整のとれた身体つきと、なんとも柔和で神秘的な表情であります。
日本最古の刺繍とされるものの説明も聞き、推古天皇の頃なら1,400年以上前かぁーと思いながらその写真もまじまじと観察。

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ここが尼寺ということもあるのでしょうか、境内に詰めておられる方々は皆女性職員さんでした。
その方達から帰りに御朱印帳を受け取り参拝終了。
御朱印帳には亀さんも。
お堂の池は工事中で水が抜かれていたので、残念ながら亀さん達はどこかにお引っ越し中だったようですね。


以上で斑鳩の里巡礼はおしまい。
ほんとうはもう少し里を歩き周り、法輪寺と法起寺を参拝し、藤ノ木古墳も見ておきたかったし、何よりも法隆寺の宝物の数々はきちんと隈なく見学したかったのですが、奈良市内で昼食の予約を入れてしまっていたので致し方なし。
それに午前中でさえ恐ろしい暑さ、バス停でバスを待つだけでも地獄だったので、どのみち里の散策は厳しかったでしょう。
いつか秋の夕暮れなんかに歩いてみたいと思いましたが、それでも、里の真夏の朝の雰囲気を少しは味わえたかと思うので、やはり早起きして来てよかったです。

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skekhtehuacso

中宮寺の半跏思惟像は、広隆寺のそれとともに飛鳥文化の仏像として学生の頃に習いましたね。
かつて嘉門達夫がやっていた深夜の番組で「この仏像は、実は鼻くそをほじっているのです。」ってネタにされておりましたよ。
by skekhtehuacso (2019-08-20 21:55) 

あおき

skekhtehuacsoさん、コメントどうも。
広隆寺の仏様、まだご縁がないのですよ。いつか、必ず。
by あおき (2019-08-22 07:56) 

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