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奈良県立美術館特別展 生誕90年 田中一光 未来を照らすデザイン [あーと建物家具雑貨]

時々、私の様子伺いも兼ねて奈良散策を楽しみにやって来る友人。
その彼と、奈良のお店を紹介するならここは外せまいと「くるみの木」へ。
居所からそんなに遠くないので前もって店頭のランチの順番待ちの紙に名前を書いておきました。

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お店のしつらえ、料理、雑貨の品揃えなどその全部に友人は興奮気味。
ここは心豊かに暮らすための生活スタイルを紹介するようなお店で、写真にあるようなお店の雰囲気に合った感じの女性が多く集うところです。
友人も共感できるところが多々あったのでしょう、身体に良さそうなランチに舌鼓を打ち、いつになく饒舌で居心地よさそうでした。

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近くのパン屋さん「こはく」にも寄れば、買うときにパンの中にカスタードを入れてくれるまさに”生”クリームというようなサービス。歩きながらでもすぐ食べればよかったが、帰ってから食べても美味しかったです。

パンを買ったあとは県立美術館の方まで歩いて、今回の主な目的”田中一光”展へ。

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田中一光は、昭和の時代を中心に活躍したグラフィックデザイナーの先駆けとも言われる人。
あの無印良品を手掛けたことでも知られています。奈良市出身だということは今回知りました。

我々が美術館に入った時、ちょうど学芸員の方が解説しながら回ってくれるという企画のタイミングだったので参加させてもらう。
一般的な情報から裏話的なことまで大変充実した1時間。そっか、あの鹿って……みたいなことも聞けたので、少し美術の知識(琳派とか)があるともっと理解が深まるかもしれません。

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美術鑑賞のあとは東大寺の方に行き「工場跡事務室」という週末限定のカフェでいっぷく。
まさかここがカフェ!と驚いてくれたので、連れてきた来た甲斐はあった。

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そのあとも「きたまち」を歩いていろいろ紹介して回って、夕食は「百夜月」でお蕎麦を食べてもらい締めました。
刺激されるものが多くて整理しないといけないと言っていたので、それだけ印象に残るものがあったのなら何よりです。


また、その前は「ならまち」と高畑の方もご案内。

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お昼に行ったお蕎麦の「玄」には、こんな蕎麦食べたことがないと驚いておられたので、「でしょー」と、にんまり。
食後は甘味好きの友人はぜんざい、私はくず餅でゆっくりと(寧楽菓子司 中西与三郎)。

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それから周辺のいろんなお店や建物を見て回り、高畑の方では奈良市写真美術館で入江泰吉などの写真を鑑賞。建築家の友人に、建物は黒川紀章の設計だという説明は不要でした。

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写真美術館の隣は新薬師寺。国宝の薬師如来や十二神将を見たことがないと言うのでこちらも見学。

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歩きまわったあとの夕食は「珈琲と定食minamo」でカレーライスを食べる。

よく見てよく食べよく語り合いました。まだまだいいところがあるので(私がいるうちは)又どうぞ。

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リュカ

学芸員さんのお話がきけたのはラッキーですね^^
いろいろと裏話があるのが楽しいです。
奈良散策したいです。
なかなか行けないよぅ
by リュカ (2020-02-18 10:23) 

あおき

リュカさん、おはようございます。
この展覧会を企画した一人の方だったようで、いい機会に恵まれました。
一昨日も奈良の中心部を歩きましたが、新型肺炎の影響でしょうか、なんかがらーんとしていましたね。“今がおすすめ”と言えるかどうかは微妙ですが、機会があればどうぞ。
by あおき (2020-02-21 08:46) 

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