奈良を離れるまえに友人と東大寺のお水取りに行って

お水取り　片道切符　ポケツトに


［2020年3月6日（金）19時頃　東大寺二月堂前にて撮影］
「修二会」「お水取り」春の季語



会社帰りの友人と待ち合わせて、東大寺までの暗い道のりを歩く。
二月堂の前には、スマホ片手にお松明を待ち構える群衆。
人の多さに圧倒されて、我々は後方で遠慮がちに見学。

赤々と燃えるお松明の煙と匂い、煌々と照らされるお堂、ダンダンダンと僧侶が駆けて燃え落ちてゆく火の粉……

友人と並んで見ながら「ここまで観に来てよかったな」と。


その友人の世話になった奈良滞在生活も今日で終わり。
奈良の四季を知らずして旅立つのは名残惜しいが、お別れです。



友人は今日もいつも通り仕事場へ向かっただろう。
彼の助けがなければ私は路頭に迷っていた、只々感謝。
いつか自分の住処が見つかれば、彼を招いて存分にもてなしたい。
お互いに身体の不具合も出てきたが、その時まで達者でいてもらいたいと思う。

タグ：春の句 奈良

コメント 4

充実の奈良ライフを拝見していて、ウチの相方は、もう奈良でエエんとちゃうの？としきりに言っておりましたが、ともあれ、旅立ち、おめでとうございます。良き旅を。良き冒険を。良き人生を。幸多からんことをお祈りいたします。
by 荒井太一 (2020-03-12 11:55) 

あらら('◇';)いよいよですか？
奈良の蕎麦案内をしていただきたかったのに
家族の病気やら、自分の不注意での怪我や、
コロナウイルスのせいでお声がかけられず (汗)
残念です。
上の≪荒井太一≫さんがおっしゃっているように
奈良も悪くないと思っていたのですが…。
新天地で次の夢に向かって進んで行かれるの
ですね。どうぞ、健康第一で。そしてブログも
時々は更新して下さい。楽しみにしています。
by あとりえＳＡＫＡＮＡ (2020-03-13 01:25) 

荒井さん、どうも。
これが奈良もいいのですよ。なんとなく自分の感性を刺激する町なんですよね。
さて、島んちゅのあおきです。（転出届出したけどまだ転入手続きできてないわ……）
今、正直、仕事でいっぱいいっぱいですが、圧倒的な自然の中にいることは否応なく実感しております。
え！俺こんなとこで暮らしてんの！？って感じです。
あと、めっちゃ関西弁いじられるんと、私の歩く距離に皆驚きます（車社会なんですな）。
また落ち着いたら絵はがきでも送りますね。
パトラッシュ、なんだか眠くなってきたよ……（睡魔です、エンジェルと一緒に行きませんので）
by あおき (2020-03-22 21:50) 

SAKANAさん、どうも。
奈良の蕎麦屋案内したかったです。なんせ奈良通ですからね（笑）。
私の一番のお気に入りは吟松の高畑店です。そばのお味というよりもお店の在り方が自分好みなんですよね。
凄いなーと思うのはやっぱり「玄」です。ここは憧れのお店という感じですかね。
で、広島県人のあおきです。
お風呂上り、夜空を見上げれば♪星屑のステージです。えらいとこ来てしまいました。
また余裕ができてきたら絵はがきでも書いて近況報告しますね。
ああ身体が重い……また無理してますわ、やれやれ……
by あおき (2020-03-22 22:02)