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アートを求めて大三島へ [お宿ものがたり]

まずは自転車で多々羅大橋を渡り大三島へ。
自宅からはちょっと距離があるし坂も登らないといけないが、ちょうどいい運動だ。

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まずは道の駅で腹ごしらえ。
コロナ禍に休業が続いていましたがようやく少しづつ再開。

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水槽にいた高級魚マハタをお造りでいただきます。

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うす造りだったので、自分の舌の感度ではやや怪しいところもありましたが、美味しかったと思う。いや、2,500円と奮発したので美味しくないと困る。

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自転車は道の駅に停めておいて、島の反対側の宮浦港までバスで。
そこで乗り換えて今度は南下して宗方港方面へ。
自転車だとこの距離とアップダウンはタフなので、バスで正解。

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バスを降りてすぐ、写真で見たことのある建物が見えてきました、伊東豊雄建築ミュージアム。
なかなか奇抜なフォルムですが、この雄大な景色に負けていない感じ。

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建物内は多角形を組み合わせた構造になっていて壁が垂直でない箇所も多い。

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展示では、様々な事業を展開して島を活性化させている人達が紹介されていて、古き伝統の残る島にも新しい風が吹いているようです。

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敷地内の別棟(シルバーハット)は、パンチングメタルのような素材を多用したワークスペースになっていました。涼しげ。

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次はすぐ横の「ところミュージアム大三島」へ。
ここは現代アートの展示が主な美術館。外観も出入口扉もなかなか前衛的です。

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どなたの設計かは存じ上げませんが、まるで登り窯を思わせる横からのフォルムと、建物内を海からの風が通り抜ける吹き抜け構造は大胆であります。

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再びバスで大三島を西から東へと横切り道の駅まで戻る。

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帰る前に橋のたもとの丘にあるカフェで休憩。
なんて素敵なロケーション。

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なにか物語にでもなりそうな夢のあるカフェでした。


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そして先日、私の働く宿にその伊東豊雄さんが宿泊された。
朝の料理を並べていてふとお顔を見た時に気づきましたが、驚いてもう少しで朝食のカマスを落としそうになりました。
食後、公私混同で失礼ながらお声をかけさせていただく。
他の従業員の人達は私がサインをもらっているのを見て、誰?と驚いておられましたが、建築に興味が無い人なら知らないのも当然。プリツカー賞の受賞者です。
一応、旅館宛てでも一筆いただきましたので、著名人来館として旅館の歴史に刻んでいただければと思います。
nice!(18)  コメント(4) 
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コメント 4

リュカ

本当に素敵なロケーション!
宿泊客が伊東豊雄氏だと分かったときのあおきさんの衝撃を想像しました^^
カマス落とさないで良かったです。
by リュカ (2020-09-02 07:56) 

ぼんぼちぼちぼち

ほんとに奇抜なフォルムでやすね。
近未来的な。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-09-05 19:52) 

あおき

リュカさん、どうも。
伊東先生とわかっていたらカマスではなく鯛にしていたのに、などと軽口を叩いたら笑っておられました。
by あおき (2020-09-11 06:37) 

あおき

ぼんぼちぼちぼちさん、どうも。
今でいう「インスタ映え」みたいなものはありました。なんか絵になってましたね。
by あおき (2020-09-11 06:42) 

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