SSブログ

【神仏巡拝】三輪明神 大神神社(おおみわじんじゃ) [霊場を巡る]

[奈良八番]2019年12月7日 奉拝 (奈良県桜井市三輪)

毎年、酒造会社の人が集まってお参りしている様子をニュースで見ますが、それがここ。酒造りの起源、杜氏の祖のような神話があるという格式の高い一之宮です。
友人はこの全国一之宮巡拝をやっている……満願が大変だ。

miwa1.jpgmiwa2.jpg

駅に降り立ち、お昼どこにする?と物見遊山気分でしたが、鳥居をくぐると少し身の引き締まる雰囲気があります。
なお、道路を跨ぐ大鳥居があるのですが、我々は電車だったのでくぐらなかった。

参道を進み、正面の大きな建造物が拝殿。ご神体である背後の三輪山を拝するためのものです。パンパンと拝礼。

miwa3.jpgmiwa4.jpg

参拝を終えて、お昼にしようと。
駅から来るとき、通りを挟んだ2軒が良さげだったのでそのうちの1軒「万直し」に。

miwa5.jpgmiwa6.jpg

やっぱり三輪素麺は外せない。
ネタは今朝釣ってきたばかりだという大将と他の客との会話を聞いて、我々もそのにぎりのセットをかぶせて注文。
三輪明神をお参りして三輪素麺を食べる、こういうのが巡礼の楽しいところですね。お互い良きお参りでした。

nice!(16)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

【神仏巡拝】大和神社(おおやまとじんじゃ) [霊場を巡る]

[奈良七番]2019年12月7日 奉拝 (奈良県天理市新泉町)

同居の友人もなんやかんやの巡礼をやっているので、じゃあお互いの近くの札所まわる?みたいなことから一緒に。
近くの喫茶店でモーニングをしたあと出発(喫茶リッチ)。

ooyamato1.jpgooyamato2.jpg

紅葉も見頃は過ぎたかと思っていましたが、散った黄葉の絨毯もいい見栄え。

JR桜井線長柄駅から歩いて5分10分、大和(おおやまと)神社です。読めなかった。

ooyamato3.jpgooyamato4.jpg

石碑を見て、へぇーと思いました。
なんでもここの御分霊が戦艦大和に祀られていたそうです。もちろん、イスカンダルに飛んでいかない方のです。
で、なんで祀られていたのかというと、昔々は遣唐使の航海の安全もこの神社で祈願されていたという由緒があってのことのようです。

ooyamato5.jpgooyamato6.jpg

私も広い意味で航海中、よく拝んでおきました。

次は友人の方の巡礼地を目指す、歩いて20分ほど、長岳寺です。

ooyamato7.jpgooyamato8.jpg

友人は「ボケ封じ」の仏さまを拝むのにえらく熱心。
ご両親も高齢で……ん?わが身か?

ooyamato9.jpgooyamato10.jpg

自分の札所ではないと、なんとなくお参りも観光寄りに。
友人を尻目にキョロキョロと。
お!血天井?あまり重々しさの感じないタイプですね。

ここは山門もお堂も立派でしたし他に重要文化財も多いようです。
友人を介して由緒あるお寺といいご縁ができました。

nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

【神仏巡拝】信貴山(しぎさん)朝護孫子寺(ちょうごそんしじ) [霊場を巡る]

[奈良十七番]2020年1月11日 奉拝 (奈良県生駒郡平群町)

JR王寺駅からバスで20分ほどで信貴山山頂へ。
三十数年ぶりの参拝。門前の「大寅」は今も鎮座していた。
寅の由縁は未だよくわかっていないが、なんだかめでたい。

shigisan1.jpgshigisan2.jpg

初詣という人も多いのか、小さいお子さん連れの参拝者もいてどことなくまだお正月の雰囲気がある。

shigisan3.jpgshigisan4.jpg

ご本尊は毘沙門天。
「おんべいしらまんだやそわか」マントラを上杉謙信にでもなったつもりで唱え、合掌。

shigisan5.jpgshigisan8.jpg

先日の今宮戎のおみくじは「凶」だった。
験が悪いので引き直す。
で、大吉。
先日の「凶」を差し引いてもお釣りがでる。

shigisan6.jpgshigisan7.jpg

帰りにバンジーは飛ばず、横の茶屋で「名物山菜いなり」を食べて参拝終了。
よきお参りでした。

nice!(12)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

【神仏巡拝】丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ) [霊場を巡る]

[奈良二十九番]2019年9月15日 奉拝 (奈良県吉野郡下市町)

昨年、元興寺とともに新たにこの霊場会に加わった当神社、洞川温泉へ行くにあたり参拝する機会に恵まれました。

以前、神社の前を通った記憶があるので道なりにあると思っていましたが、綺麗なバイパスが出来たため通過してしまい、旧道を少し引き返しての参拝です。

nyushimo1.jpgnyushimo2.jpg

鳥居をくぐるとすぐに御神馬がお出迎え……いやお休み中でいらっしゃる。
もう一頭黒い御神馬もいますが、なんでも雨乞いには黒馬、晴れ乞いには白馬が献納されるらしい。

早速、拝殿へと進み、本殿へと続く登り廊下が見えて、なにやら特別威厳のありそうな造りですが、神主さんらしき人が団体さんに講話をされていたので、拝殿には上がらずお参り。

nyushimo3.jpgnyushimo4.jpg

こちらの神社は御由緒によると、天武天皇の御世に御神託があって創建され、御祭神は闇靇神(クラオカミノカミ)とあります。
看板にも「日本最古 水の神さま」とありましたので、貴船神社のように水神信仰のあるお社のようです。

nyushimo5.jpgnyushimo6.jpg

神社の目の前には丹生川の綺麗な水の流れ。
我々、時には水害にも見舞われますが、やはり水の恩恵なしには生きていけません。感謝ですね。

nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

【新西国三十三】高野山 御衣寺(おころもでら) 宝亀院(ほうきいん) [霊場を巡る]

[第六番札所]御衣観音 2019年8月11日 奉拝 (和歌山県伊都郡高野町)
御詠歌:こうやさん みねにかがやく ともしびは よろずよきえぬ ひかりなりけり


金剛峯寺の正門から歩いて5分10分、霊宝館の先の少し奥まったところに寺院はあります。
御衣寺とありますので、ここは大師さまの法衣をお世話されているようです。
奥の院に大師さまがおられて、僧侶が毎日欠かさず食事の用意をなさっていることはよく知られていますが、衣食住の衣をお世話されているところがあるのはこの日知りました。

houkiin1.jpghoukiin2.jpg

まずは本堂脇にあったお堂で手を合わせ、般若心経を唱える。
手前の井戸は、献上する法衣の染色にもつかわれている霊験あらたか御水ということで、汲んでおられる方も。

本堂の方にも上げていただき、昼なお暗きお堂の一室で仏壇に向かい合掌。ご本尊でしょうか。

のちほど気配で気付きましたが、さらに暗い奥の仏間で女性の方が熱心に小声でお経を唱えておられた。いろいろな想いでもって手を合わせておられる方がいます。

houkiin3.jpghoukiin4.jpg

参拝を終えて、昼食は近くの「天宏」という古民家を利用したお蕎麦屋さんへ。
高野山らしく、二人とも自然に精進蕎麦(1,500円)を注文。
十割そばとごま豆腐とお出汁で焚いた芋やら牛蒡やらのセットをおいしくいただく。

houkiin5.jpghoukiin6.jpg

食後は根本大塔のある境内で、金堂を御参りしたり、経蔵を押し回したりと。
三葉の松葉を見つけると幸せになるとかで有名な「三鈷の松」を見ながら、私は金堂の階段に腰掛けしばし休憩。
友人の和尚さんがこの炎天下の中ずっと探してる、聖地で死ぬ気かいな……

houkiin7.jpghoukiin8.jpg

コーヒーを飲んでクールダウンしたあとは、おびただしい数の墓標を見ながら杉木立の参道を歩き、弘法大師さまのおられる奥の院へ。
人生の節目に友人と高野山に来られたことに感謝です。合掌。

houkiin9.jpg010811kouyasan3.jpg

帰り際、ジャパニーズ三ツ星レストランを発見。
縁あってまた来ることがあれば、ここで食事をしたいなー

nice!(10)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行