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時をかける少女(1983) [映画館に行こう]

020529tokikake1.jpg【鑑賞日】 2020年5月29日
【映画館】 シネマ尾道
【キャッチ・コピー】
「だれ!?……誰なの。」
【映画全体の印象】 (^▽^)
【感想】
この映画を映画館で鑑賞したのは実に37年ぶり。
原田知世さんが知世ちゃんだった。確かデビュー作なので当たり前でしょうけど、実に初々しい。それと勝ち気でしっかりした女の子キャラはなんか角川っぽい感じ。あと岸部一徳さんも若かったしクセがない。

細かいところでは、教室内がえらい密集しているなーとか、土曜日は半ドンだったなーとか、学校の焼却炉はボンボン火が燃えていたよなーとか、昭和を感じられるシーンが満載でとても懐かしい気持ちになりました。

作品の演出でいえば、なにか不思議で不穏な場面の描写や郷愁を感じる描写は秀逸、アニメーションで効果を強調したりするなど、なかなか斬新な手法でやはり大林さんは類い稀なる才能の持ち主だったんだなーと思う。

自分自身が最近尾道市民になったこともあるし、先日、監督が亡くなられたことも相まって観る前から少し感慨もありましたが、今回じっくりとあらためて観れば、切なくてノスタルジックでこれは記憶に残る映画です。
エンドロールが終わり場内が明るくなって、心の中でパチパチパチッと拍手。昭和万歳!でした。


そして、この日は島に移住してから初めての映画鑑賞。船で映画館に行くのも初めて。それが尾道の映画館で大林監督の尾道三部作の一つというのも何かの巡りあわせでしょうか。

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外観に古めかしさはありましたが、場内は座席も綺麗でシネコンを思わせる雰囲気。入場制限などもしていたのでしょうか、三密対策もバッチリです。

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観終わって商店街の方を歩けば、蒲鉾屋さんの前にも大林さんに対する追悼文のパネルが。多少のなんやかんやはあったものの、監督も尾道を愛していたんでしょうし、尾道の人も監督と作品を愛されているのでしょうね。

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おみやげはここのかまぼこ(天ぷら)にしました。
以上、尾道胸キュン映画鑑賞でした。

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1917 命をかけた伝令 [映画館に行こう]

020301.jpg【鑑賞日】 2020年3月1日
【映画館】 イオンシネマ高の原
【キャッチ・コピー】
走れ。
【映画全体の印象】 (^_^)
【感想】
新型肺炎でやいのやいの言われている最中ですが、全編ワンカットという売り文句に反応して映画サービスデーに映画館に。そんなん撮れるんか?と興味津々の鑑賞です。

まだ陽の高いうちに将軍から密命を受けた伝令が、夜を明かして次の日の朝に目的地に着いたのだから厳密にはワンカットでないのかもしれないが、それでもよく撮ったもんです。

メイキングを知らないので想像で物を言うしかありませんが、大きな水たまりや川を横切るシーン、俯瞰で戦場を捉えるシーンなどはドローンか?と思いましたが、じゃあ全編ドローン撮影かと問われれば違う気もする。

また、前から後ろから横からと縦横無尽のカメラワークでしたが、塹壕やトラックの中のシーンなんかは、カメラマンやスタッフの立ち位置がどこでキープされているの?と思うところも。不自然に人がスカスカであったり、人が追いやられる様子も無かったので、どうやって撮ったのかな?と考えました。

そしてこの撮影だと、ともすれば主人公目線のゲーム感覚になってしまいそうですが、しかし人間ドラマの部分も疎かにされていなくて、短い時間軸の中で、兵士の感情の揺れ動きや想いの募っていくところなんかも描かれてあるので、人間的な厚みの加わった体験型戦争映画に仕上がったという感じでしょうか。


映画鑑賞後は、しばらく住宅街の方を歩いて、手作りソーセージが評判のお店へ(パパ・ド・ウルス 丘の上食堂)。

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映画おもしろかったなーと余韻に浸りながら、ソーセージランチをいただく(1,300円)。
映画も食事もいいものだと、すごく得した気分に。よかったよかった。

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スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け [映画館に行こう]

011228.jpg【鑑賞日】 2019年12月28日
【映画館】 福山駅前シネマモード2
【キャッチ・コピー】
すべて、終わらせる。
【映画全体の印象】 (^_^)
【感想】
ディズニーになってからの2作に少々ついていけないところもあったのですが、完結と言われるものを観て、そんなとこにそんなものが……またあいつが……そんな関係が……と、これまでよくわからなかった部分も明らかになりスッキリしました。
確かにいろんなものを押し込んで強引に着地した感じもありますが、EP6、EP3観終わったあとの感動が再びです。
普遍的なテーマですし、過去作も大事にしながらディズニーの強みみたいものも打ち出せたのかなーと最後は拍手したい気持ちになりました。
私が子供の時から40数年ですか、感慨深い。長い間楽しませてもらいました、ありがとう!ですね。



今回JR福山駅前の映画館で鑑賞しましたが、お客さんは私を含めて8人でした。
封切られて1週間ほどしか経っていない人気の作品のはずだけど、いったいどうしたことか。福山の人はあまり映画を観ないのだろうか。
ちょっと戸惑いましたが、でもおかげでゆっくり快適に鑑賞できました。

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求職活動中、少しモヤモヤとした気分もあったのですが、映画を観て少しばかり元気をもらえた気がします。
旅先で見る映画はいいなー。

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ジョーカー [映画館に行こう]

011031.jpg【鑑賞日】 2019年10月31日
【映画館】 OSシネマズミント神戸
【キャッチ・コピー】
本当の悪は笑顔を中にある
【映画全体の印象】 (・_・)
【感想】
話題になっていたとおり、アメコミものとは思えないようなダークでシリアスな部分が色濃い異色作。
バットマンのスピンオフで一応少年ブルース・ウェインも登場するのですが、ホアキン・フェニックスの鬼気迫る演技の印象が強すぎてもうサイコパス映画でしかなかった。熱狂的(狂信的)なファンが現れたのもちょっとうなずけます。
ストーリーとしてはそれほどおもしろいものではなかったけれど、人の壊れていくさまは丁寧に描かれてあったので、そこはジョーカーの悪のカリスマ性を際立たせることには成功したのかなと思います。やっぱり悪党も悪党なりの深みのある魅力が必要ですよね。

タグ:2019年映画
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GODZILLA キング オブ モンスターズ [映画館に行こう]

01060101.jpg【鑑賞日】 2019年6月1日
【映画館】 TOHOシネマズ梅田
【キャッチ・コピー】
王〈キング〉の覚醒。
【映画全体の印象】 (・_・)
【感想】
映画サービスデーだしなんぞ観ようかと、こちらを。

逆輸入ものといえば、がっかりという評価も多いように思いますが、だいたい外国人が製作しているのに我々もよくわからない期待感を持ちすぎているような気も。

そもそもゴジラやガメラなどの怪獣ものって、子供ながらにワクワクして観てはいましたが、大人がそんなに熱狂するほどのものだったか、むしろ子供じみたゆるい作りも温かい目で許容していたところも多分にあったように思うですが。
そう考えると近年のものは大人の楽しませることにも苦心しているような感じですが、なかなかその心には響いていないというのが現状でしょうか。

さてこの先、キングコングと戦わせたり、ミニラやメカゴジラやなんかが出てきてエスカレートしていかないかちょっと心配ではありますが、とにかくハリウッドらしいド派手なすごい怪獣バトルでありました。


映画を楽しんだあとは、梅田界隈をぶらり。
お初天神の緑も濃くなってきましたね。

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