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コンクリート打ち [あーと建物家具雑貨]

2004年4月10日

半地下の躯体を形づくる配筋と型枠の設置が終わったので、コンクリートが流し込まれていきます。

concrete1.jpgconcrete2.jpgconcrete3.jpg

コンクリートを流し込む時、コンクリートが中の鉄筋に引っ掛かったり、セメントと骨材(砂利など)が分離したりして、コンクリートがきちんと隅々まで行き渡らなかったり、粗骨材だけが集中して空隙になること(ジャンカ)があります。

concrete4.jpgこれを防止するため、きちんと混ざった状態のコンクリートを隅々まで廻るよう振動を与えますが、今日はその作業を建築家さんと僕もお手伝いです。

作業は、型枠を外から木槌で叩いてゆくだけなので単純なんですが、場所が狭いのでうまく体勢がとれないし木槌の振りしろもあまりないので、寝そべって手だけ伸ばして叩かないといけないところもあって、そんなに打設範囲が広かったわけではなかったのですが、慣れない作業で結構疲れました。
それになんといっても自分の家なんで真面目に頑張りました。

おそらくこれは、少しでも建築費を浮かそうなどというものではなく、建築家さんが思い出づくりの一環として企画されたものだと思います。
こちらとしてはいい経験をさせていただいたと思っているんですが、現場の人の邪魔になっていなかったかどうかは気になるところです。

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