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尾道中心街から少し離れたところの珈琲専門店がすごかった [ちょうどいいお店]

アルバイトの面接が終わって、偶然入った近くの喫茶店「蛮珈夢(ばんかむ)」が、考え事が吹っ飛ぶほどに特別な雰囲気だったので、“ちょうどいい“とは違うけど記事に残しておきたいと思った。

喫茶店で過ごす時間は好きだけど、実のところコーヒーそのものについてはあまりこだわりはない。
なのでよくわからないけれど、メニューを見ればここがコーヒーに特化した特別なスタイルのお店であることはなんとなくわかる。

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マスターが黙々とコーヒーをドリップしている間、店内をまじまじと見渡していましたがほとんど茶室といった趣です。

大変興味深いお店だったので少しマスターにお話を聞かせてもらいましたが、なんとこのしつらえ、若い時分のご自身の発想によるものだというでビックリ。
そのほか感性や価値観なども同調できる部分も多く、その芯のある姿勢に感銘を受けました。
何か気持ちが軽くなった気がします。人生の岐路に話せてよかった。

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cafe CROCO(クロコ)は「珈琲館 煦露粉」のDNAに裏打ちされた良店 [ちょうどいいお店]

奈良に来てすぐ何気に入った喫茶店が行きつけに。

コーヒーも良いのですが、とにかく甘いものが飲みたいときはチョコバニラシェイクを。
甘さに加え空腹も満たしたいならチョコバナナトーストを。

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料理の好きなマスターの娘さん(現在は娘さんがマスターか)が試作を重ねて完成させたという、豆豆しいチリドックも辛味と旨味が凝縮されたカレードックも月並みでない仕上がり具合。

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そして、マスターは物腰が柔らかく朗らかで、話す時は控えめで聞き上手。
飲食の商売をするならこのパーソナリティはとても大事なんだと感じる。

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お店は立ち退きで今のこの場所へ移転する前は、西大寺の方で「珈琲館 煦露粉」を43年営業されていたと聞いた。
なるほど、見え隠れする商売に長けた感じは長年培われた経験がものをいっているようです。

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なお、そんなマスターの仕事ぶりを身近で見ていたお身内の二人も、少し向こうにある椿井市場で豆の焙煎をするコーヒースタンドを営まれている(TABI)。

正直恵まれているとは言えないそのロケーションで、私が前を通る度、数人のお客さんが店先にいるところを見ると、やはり商売の仕方は心得ておられるのかもしれません。

こういう方たちを見ていると、自分に無いものが見えてくる気がして、無いなりにそれを補う対策は必須だなーとつくづく思う。いろいろ勉強にもなるお店です。

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奈良の“きたまち”で好みのカフェを発見 [ちょうどいいお店]

奈良市内は「ならまち」だけでなく「きたまち」も注目のエリアです。
私も、住むにはどんなもんやろ?と少し違う目線ではありますが、散策。

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気になっていたカフェ「ミジンコブンコ」にも行く。
この平屋の古家、なかなかの朽ちた感で、佇まいもいい。

早速カレーを注文して、店内に並べられた書籍を見る。
売り物ではなく、店主の方の蔵書を紹介しているというか、言ってみれば読めるインテリアって感じでしょうか。
ぐるっと大体全部の背表紙を見て回りましたが、好みの小説や興味のある分野は共通しているところが多そうです。

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食事を終えて、店主の方と小一時間、並べられている本について語り合い、加えて、ここ奈良での商売を含めた生活全般住み心地についてもお話いただきましたが、何年にもわたり現実に生活されている方の話は大変参考になりました。

また次回も美味しいカレーを食べて、店主とゆっくりあれこれについて話したいものです。いいカフェでした。

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cafeマロニエは自分の喫茶理想郷 [ちょうどいいお店]

カフェは大阪5低山の一つと言われる、聖天山(標高14m)にほど近い住宅地にひっそりとあります。
そうは言ってもこの佇まい、植物に覆われたその外観は人の目を引きます。

所定の場所にストレス無く自転車を停め、木の門をくぐり緑いっぱいのアプローチを歩けば、別世界に誘われるかのような期待感で気持ちが高揚していく。

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そして、古い木の扉を開ければ、店内も懐古趣味的なしつらえ。
実際、明治時代の旅館を改装したものだとお聞きしましたが、緊張を強いるような重厚感はなく、古い建具をうまく生かした統一感のある落ち着いた雰囲気。

いろいろ語りたいところはありますが、ここの一番のお気に入りはカウンター席。
窓の外の植栽と陽だまりが気持ちいいのです。
(※ほかの記事に写真あり「お気に入りのカフェの陽だまりで」)

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別の日、連れて来た建築家の友人と、このカフェを居心地良い空間たらしめる秘密はどこにあるのか、二人であーだこーだ言いながら食事をする。友人もやや興奮気味。

自家製だというパンもベーコンもおいしかった。次はサンドイッチを食べてみよう、楽しみだ。

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どなたかのブログに「誰にも教えたくないお店」とありましたが、よくわかります。
私も記事にしておいてなんですが、できれば混みあって欲しくない、程よい客入りであって欲しいと、そんな身勝手な気持ちにもなるお店です。
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民芸調の古い蕎麦屋さんと洗練された道具屋さん [ちょうどいいお店]

バスの窓から、いつも佇まいが気になっていたお店が2軒。

1軒は、昔ながらの町のお蕎麦屋さん「手打ちそば 山里」

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店主さんが一人でやっておられて、奥に座敷もあるようですが、普段は10席程度の小さな商い。

しつらえや置物などは民芸調でやや雑然とした感じですが、店主さんがこうしたかったというイメージがなんとなく理解でき、古くてこじんまりとしたところに親しみを覚えます。

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いただいた“たぬき(600円)”は、お汁の一滴まで胃袋におさめました。

もう1軒は道具屋さん「山下道具店」
通りに馴染んでいるので、お店に気付かない人もいるかもしれませんが、店構えや陳列、鉢植えや自転車に至るまで、ただならぬセンスを感じます。

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いつか入ってみたいと思っていますが、こちらはまだ実現に至っていません。
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