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岩手県宮古の風習「松明かし」を見て [写真と俳句と]

迎え火を ひとり焚く母 皺(しわ)深し

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[2014年8月7日19時半頃 撮影]
「迎え火」 秋の季語



そろそろ、コインランドリーに放り込んだ洗濯物が洗い上がるんじゃないかと見に行けば、周りのお店やお家の軒先では、なにかを燃やしていたり、花火をしている方達がいる。

これは「松明かし(まつあかし)」と言って、この時期、ご先祖様が迷わずに帰って来られるよう松の木を焚き、その火種でもって花火をしたりする、宮古の古くからの風習だそうです。

ご先祖様もですが、もうすぐ息子さんや娘さんもお孫さん達を連れて帰ってくるんでしょうか。
あるいは、最近あちらに旅立ったお身内の方なんかを弔っておられるんでしょうかね。

郷愁を誘う、ふるさとの一風景です。

タグ:岩手 秋の句
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