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富山の友人宅を弔問し最後のお別れをして [写真と俳句と]

新幹線 駆けた春日に 逝きにけり
ポケットの 数珠にぎりしめ 春の風
いつまでも 家族見守り 春の山

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[2015年3月15日(日)12:25 JR金沢駅にて撮影]

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[2015年3月15日(日)12:55 JR富山駅到着前の新幹線車窓より撮影]



ひと回り以上年上の友人でした。

ブログを介して知り合い、同業ということで関係が深まってゆき、そして3日と置かず、ある時期にはほぼ毎日電話がかかってきては、実のある話から軽口や愚痴に至るまでなんでもよく話をした間柄でした。

また、富山に招かれあっちこっち連れて行ってもらったり、おわら風の盆にもご招待いただいたり、逆に大阪に来られた時には、友人皆で会食することもしばしば。

どこか同級生とのようなお付き合い。ウマがあったのでしょう。

そんなあの人が、麗らかな春の昼下がりに旅立ちました。
奇しくも、ご本人も楽しみにしていた北陸新幹線開業の日です。
気遣いの細やかな人でしたから、「楽しみながらいらっしゃいよ!」ということでしょうか。

富山での最後のお別れを済まし、大阪に戻ってきて普段通りの生活をしています。
でもまだ、御仁からの電話がかかってくるような気がしてなりません。

日に日に寂しさが募ります……

タグ:春の句 富山

共通テーマ:趣味・カルチャー

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