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2018年6月3日晴れ、あおきさん初めて蕎麦を打つ [お蕎麦のある風景]

四天王寺に好きなお蕎麦屋さんがあって、そこが蕎麦打ち教室を開いていたので受講してみた。

定員は3人。1人のおじさんはすでに何度目かの受講で部屋に入るなりすぐ蕎麦打ちを始め、もう1人のおばさんと私はこの日が初参加で初体験。
まずは先生のお手本を見学。

【水回し】
そば粉に水分をまんべんなく含ませる。

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【練りとくくり】
そば粉を捏ね、キク練りと呼ばれる練り方で規則正しく均等に練りこんでいく。

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表面を滑らかに形を整える。しわ寄せの部分は円錐形の先の部分に集約されていく。

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【延ばし】
のし板に打ち粉を撒き、手のひら大に丸く延ばす。綿棒を使いさらに薄く延ばす。

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めん棒に巻きつけコロコロと角を出していく(四つ出し)。
隅の方の延ばし足りのない部分を均等に延ばしていく(本延ばし)。

【たたみ】
打ち粉を振ってそばを折りたたむ。

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【切り】
切り板に折りたたんだ蕎麦をのせ、その上にこま板を当て蕎麦包丁でそばを切っていく。


もちろん、いざ自分がやるとそう簡単にはいかない。
作業工程を忘れて次の動作が分からなくなる。力みもあるしコツもわからないのでへとへとに。
でも、なんとかそれらしい形になったのは先生の指導がよかったから。(よろず先生ありがとう)
技をものにするには継続的に反復練習するほかなさそうなので、またお世話になると思います。

そして、自分で打ったお蕎麦は特製そばつゆと一緒にお持ち帰り。

そばは二八で福井県丸岡産。そばの香りが強い。
挽きたてのそば粉は少し青みがかった乳白色で、水回しの時はなんとも例えようのないほのかな甘い香りがする。先生はナッツのような香りと形容されていたが、そうなのかもしれない。打ったあとのお蕎麦は、少し青臭さのあるキュウリのような香り。
こういうのは打ってみて初めて感じたことです。

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その日の夕食、教えてもらったとおりに湯がいて食べた。

初めて打った自分のお蕎麦が、予想以上に美味しかったことに驚き、うそ、うそやん!とブツブツ独りごとを言いながら食べました。
そばつゆの力もあると思いますが、これが挽きたて、打ちたて、茹でたてのいわゆる「三たて」の美味しさかと唸る。

以上、お蕎麦を打って食べた初夏の一日でした。

タグ:そば
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あとりえSAKANA

知りたいんですー。美味しいお蕎麦とは何ぞや、を。
打ったらわかりますか??
打ちたい気持ちは「ほぼ0」なんですけど( ^ω^;) (苦笑)

あおきさんご自身が打たれたお蕎麦が、ご自宅で茹でても
美味しかったという事ですから、美味しいお蕎麦なの
ですよね?

うーん。百聞は一見に如かずかしら … 。

by あとりえSAKANA (2018-06-11 16:13) 

あおき

SAKANAさん、コメントありがとうございます。

“美味しいお蕎麦とは何ぞや”
そうおっしゃるの、なんかわかる気がします。
蕎麦って繊細な味というか、薄ぼんやりした味というか、蕎麦がおいしいのかお出汁やそばつゆがおいしいのか、私もわからないことが多く、なんかうまい、のレベルです。
あまりうるさく言うのもなんですので、Don't Think. Feel !(考えるな、感じろ!byブルース・リー)ということで。
と、それは冗談ですが、打ったとて美味しさの秘密に迫れるかは今の私にはなんとも・・・
次に記事をUPしましたので、もし、お近くに行かれた時は一度食べてみてください、是非是非。

by あおき (2018-06-12 18:32) 

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