宇宙人ポール

【鑑賞日】　2011年12月24日
【映画館】　京都シネマ
【キャッチ・コピー】
友情は星を超える！
【映画全体の印象】　（＾＿＾）
【感想】
冴えない中年オタッキー2人組みが、エリア51の施設あたりから逃げ出してきたエイリアン（ポール）とヒッチハイクするはめになり、そして彼を故郷へ送るための旅をするというロードムービー。
姿形はエイリアンなんですが、キャラが世俗にまみれた人間、というか下品でノリのいいイカレたアメリカ人オヤジそのものなんです。そんな彼と、ＳＦオタク2人にキリスト教原理主義の女の子が加わった、この4人の珍道中、掛け合いがおもしろい。

すべては神がお創りになったと、創造論を力説する妄信的な女の子に、「じゃあ、俺もかよ」とポールが姿を現し、女の子が卒倒するシーンとか、皮肉が痛烈で思わず声を出して笑ってしまったものがいくらかありました。
そして最後に、エイリアンではお馴染みのあの有名女優が……。

なんだかんだ楽しかった1本。おそらくこれが今年最後の映画鑑賞。いい締めになりました。


映画のあとは、四条烏丸から祇園四条の方まで戻り、いろんな意味でレジェンド店である、レストラン「コロナ」へ。

クリスマス・イブの夕食を、ここで済ます人は少ないだろうと思いつつも、念のため開店10分前に行きましたが、すでに2人並んでいて私は3人目。
お店が開き、カウンター席に座って注文して待つ間に、小さなお店ではありますがお客さんで一杯になりました。やっぱり凄い人気なんですね。



その人気の秘密は、テレビやネットなどで散々取り上げられている、たっぷり玉子のふわふわサンドイッチとお店のマスター。

失敬して後ろ姿をパシャリ。
このマスター大正4年生まれで、戦後すぐにお店を始められたとのことですから、御年96歳！キャリアは65年以上！で未だ現役。
ま、料理云々よりも、皆が押しかける理由はそこにあるんじゃなかろうか。

たぶんこれまで、こんな高齢の人に調理してもらったことなんてないと思う。
もしかしたら、こちらも別の惑星から来た人かもしれませんが、なんにせよ、来年もお元気で！よいお年を！

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