【洛陽三十三】泉涌寺塔頭 善能寺（ぜんのうじ）

［第十八番札所］聖観世音菩薩　2012年6月10日　奉拝


さて5月5日は、今熊野観音寺の御参りを終え、次に善能寺へ。
しかし、帰宅してガイドブックでおさらいしていると「あれ？こんなお堂あったかな」と。

善能寺は、確か「泉涌寺のすぐ左横ある」ということを記憶していて、手前の二股の道の右側を登って泉涌寺の大門を入り、そこのすぐ左横に泉涌寺の楊貴妃観音堂があったので、「ああ、ここが善能寺になるのか」と勘違い。そして、泉涌寺伽藍の大きな仏殿に御座しますのが、泉涌寺の観音様だと思い込んでしまいました。
つまり、善能寺を御参りしたつもりでしたが、実際は行っていないというチョンボです。

納経所も同じだったので、両方の寺の御朱印を一度にもらったのですが、お寺の人が泉涌寺のページに「楊貴妃観音」、善能寺のページに「聖観音」と書くのを見ていて、なにか違和感を感じたのを覚えているのですが、こういう勘違いをしていたからです。

ああ、帰り道にチラッと見えたお堂が善能寺だったのかもしれない。

ま、これを「くそっ、また行かんなら」と思うよりは、「よし、また行ける」と思うべきなんでしょう。



それから一ヵ月後、拝まずに帰る不埒者の烙印を押されては一大事と思い、早速御参りしてきました。

やっぱり参道下の木立に隠れてありました。
ひっそりとしていて、とてもいい佇まいのお堂。あらためて見に来てよかったです。

基本、ぼぉーとするために行ってるとはいえ、多少は注意して歩るかないとダメですね。

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