【西国三十三】竹生島（ちくぶしま） 宝厳寺（ほうごんじ）

［第三十番札所］千手千眼観世音菩薩　2012年10月7日　奉拝　（滋賀県長浜市）


友人らとの遠足を兼ねてということで、友人の奥さんの車で連れて来てもらいました。

まずは彦根港から観光船に乗り竹生島の宝厳寺に向かいます。片道40分、往復運賃3,300円の航路です。
船のりばにいた巡礼者仕様の信楽焼きのタヌキも、にこやかに見送ってくれています。



西国三十三所霊場巡りの中で、唯一船でないと行けない札所がここ宝厳寺です。

この夏は、数々の暑い巡礼でヒィーヒィー言わされてきましたので、今回は船のデッキで風を受けながら涼やかな御参りができたらいいなと思っていたもんですから、その通りになってとても嬉しい。
気持ちいい、最高です！



島に着き入島料（400円）を支払い、順路を進んでいくと、まずは「かわらけ」を投げ都久夫須麻神社を参拝、そしてすぐ横の舟廊下を渡り宝厳寺観音堂を御参り。
それから国宝の唐門を内からくぐり、前の石段を登って宝厳寺本堂（弁才天堂）を御参りし、そばの納経所で御朱印をいただいてから、また少し石段を登り三重塔の下に着いた時には、もう船の出発が気になる時刻に。宝物殿の見学はちょっと無理ですね。



そんなにのんびり歩いたつもりはないのですが、お寺のロケーションが素晴らしかったせいでしょうか、70分の滞在時間なんてあっという間でした。

帰りの船に乗りこみ、雄大な琵琶湖の景色を楽しみながら彦根港へと戻ります。
次は近江八幡市にある第三十一番札所長命寺です。

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