【東北三十六】海岸山(かいがんざん) 観音寺(かんのんじ) [霊場を巡る]
[第二十五番札所]身代不動尊 2012年8月30日 奉拝 (宮城県気仙沼市)
被災地も見ておきたいと思い、この日は宮城県気仙沼と岩手県陸前高田にある札所を選びました。
この日の明け方、大きな地震があり、私の宿泊していた一ノ関も震度4の揺れでビックリしましたが、朝の街は至って普通、平穏そのものだったので予定どおり出発することに。
一ノ関から気仙沼までは、JR大船渡線を利用することが可能だったと思いますが、その先は3・11以降復旧していない状況だったので、ここは一ノ関駅前から定期的に出ている長距離バスを利用しました。
気仙沼の町に入って市役所前でバスを降りた時は少しドキドキしましたが、この辺はパッと見た感じ震災の傷跡みたいなものが目に入らなかったで、ちょっと一安心。
海岸とは逆の方向に歩いて行き、峠を少し登ったところにお寺がありました。バス停から15分くらいだったと思います。
到着して、綺麗にサルスベリが咲いているなと思った向こうに、お葬式の花輪が見えたのでちょっとドキッとしましたが、お堂にもお庭にも誰一人いなかったので、お参りはさせてもらえるかなと思い、お寺の方にご挨拶し本堂に上げてもらいました。
そして参拝を終え、御朱印帳を受け取る時、お寺の方が帳面の後ろに書かれている私の住所を見られたのでしょう、遠くから来られたんですねと、被災状況などを少しお話してくださいました。
ここのお寺は海岸線から1km以上離れた高台にあるので被害はほとんど無かったらしいのですが、次に私が向かう金剛寺は被害甚大だそうです。
参拝を遠慮した方が良いのかもと思ったりもしましたが、お寺の方は、ほったらかしにされたり、忘れられたりすることが一番悲しいので「是非行ってあげてほしい」とおっしゃいました。
これからは特にそうかもしれません。遠慮せんと、この目でしかと見ておきたいと思います。
被災地も見ておきたいと思い、この日は宮城県気仙沼と岩手県陸前高田にある札所を選びました。
この日の明け方、大きな地震があり、私の宿泊していた一ノ関も震度4の揺れでビックリしましたが、朝の街は至って普通、平穏そのものだったので予定どおり出発することに。
一ノ関から気仙沼までは、JR大船渡線を利用することが可能だったと思いますが、その先は3・11以降復旧していない状況だったので、ここは一ノ関駅前から定期的に出ている長距離バスを利用しました。
気仙沼の町に入って市役所前でバスを降りた時は少しドキドキしましたが、この辺はパッと見た感じ震災の傷跡みたいなものが目に入らなかったで、ちょっと一安心。
海岸とは逆の方向に歩いて行き、峠を少し登ったところにお寺がありました。バス停から15分くらいだったと思います。
到着して、綺麗にサルスベリが咲いているなと思った向こうに、お葬式の花輪が見えたのでちょっとドキッとしましたが、お堂にもお庭にも誰一人いなかったので、お参りはさせてもらえるかなと思い、お寺の方にご挨拶し本堂に上げてもらいました。
そして参拝を終え、御朱印帳を受け取る時、お寺の方が帳面の後ろに書かれている私の住所を見られたのでしょう、遠くから来られたんですねと、被災状況などを少しお話してくださいました。
ここのお寺は海岸線から1km以上離れた高台にあるので被害はほとんど無かったらしいのですが、次に私が向かう金剛寺は被害甚大だそうです。
参拝を遠慮した方が良いのかもと思ったりもしましたが、お寺の方は、ほったらかしにされたり、忘れられたりすることが一番悲しいので「是非行ってあげてほしい」とおっしゃいました。
これからは特にそうかもしれません。遠慮せんと、この目でしかと見ておきたいと思います。
タグ:東北三十六不動尊巡礼 宮城
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