【西国薬師】繖山（きぬがささん） 桑實寺（くわのみでら）

［第四十六番札所］2013年7月21日　奉拝　（滋賀県近江八幡市安土町）


この日の巡礼、まずは安土町、繖山（きぬがさやま）へ。山歩き覚悟の出陣です。

朝9時前、JR安土駅に到着。



信長さんの指し示す方向にある地下道をくぐり、駅の向こう側に出てから徒歩で山の方へ。
めざす繖山は駅から約20分。直線道路の先の山、標高432メートルです。


山の麓の集落入口に到着。しばらく歩くと桑實寺参道の石段の前に。さあ、登ろう！



石段を登ること5分、山門前に到着。
キツい！早くもへばってしまいました。

お茶を飲んで一息ついていると、山門脇で立ち小便しているおじさんを発見。

どうか、あそこがパンパンに腫れ上がりますように……えいっ！



小便おじさんに呪いをかけつつ山門をくぐり、さらに石段を登り続けること約20分、フラフラになりながら本堂前に到着。
もう、ぐったり……ダメだ、こりゃ。



手前の受付小屋で拝観料（300円）とご朱印代を納め本堂とその内陣を拝観。

お堂は国の重要文化財で、数々の戦火や天災を免れ、南北朝時代に建立された時の姿そのままだそうです。
後世に何かを残すって並々ならぬ尽力と幸運に恵まれることが必要だと思いますが、ほんま、すごいことです。古いものを見ると、いつもそう思います。

さて次は、さらに山を登って行き、山頂付近の観音正寺をめざします。

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