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あおきさん、お店の立地と集客を考える [お蕎麦のある風景]

この日、自転車で訪ねたお店は駅前でもないし、商店街でもないし、交通量の多い道路にも面していないし、近くに公共施設やスーパーもない静かな住宅地にあります。

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そういう立地で、立派な古い日本家屋を利用して営業されています。
ロケーションに頼らず、料理やお店の雰囲気づくりで集客をされているのだと思います。

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いただいたものは、こういうお店らしいなるほどのお蕎麦でしたし、私が注文した季節のかき揚げ(小海老と小蕪)もサクッと揚がっていましたし、それと、友人に一つ分けていただいた鴨ロースの手まり寿司も大変おいしかった。

結局一時間以上、実家やお宿でゆっくりしているようなそんな心地いい時間をご提供いただきましたが、お店の人はこういう好きな場所で自分が良いと思ったスタイルで仕事ができることに無上の喜びを感じておられのでしょう。

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私も自分がお店を出すならとよく想像しますが、その時、自分の好みの立地と集客を見込めそうな立地はあまり一致しません。

できれば自然豊かなところ、できれば静かで風情のあるところ、できればゆったりとした穏やかな土地柄で、できれば……できれば……どれも集客には不利であろう点がちらつく。

そうなると、人がたくさん集まるところ、人通りの多いところ、賑やかなところと、駅前の商店街のような立地を思い浮かべますが、そこには果たして自分らしい暮らしがあるのかと。
我がことながらこの“自分らしい暮らし”ってのが、やっかい。“自分らしい”もいいが、まずは暮らしを立てないといけない。

理想を思い描くのは楽しいのだけど、現実とすり合わせると……
でも、だからと言って……
世の中、そんな堂々巡りをしながらも勇気ある挑戦をする人が数多おられるのでしょう。

などと、いろいろ思いましたが、そういう自分も15年目の自営業者です。
取りとめのない話はこれくらいにして、確定申告の準備をせねば。

タグ:そば
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コメント 4

skekhtehuacso

まことに勝手ながら、そば屋さんには少なからずお世話になっているワタクシといたしましては、そこそこおいしくてそれほど高くもなく、一杯やれて、しかもゆったりできるお店が近所にあるとうれしいかぎりでございます。
それ故に、自分がそば屋さんを開くならば、もりやかけは安価(600円くらいかな)に提供できて、お酒は菊正宗(辛口)と白鶴(甘口)にそば焼酎のそば湯割り、そして卵焼きや青菜のおひたしのようなちょっとしたつまみを提供できて、しかも安い丸椅子でもいいので座席の感覚だけは広く取りたいところです。

あー、想像するだけで楽しいな。
でも、オイラが実際に開店することなんてできませんけれどね。
by skekhtehuacso (2019-02-12 22:54) 

タンタン

もし私がお店を経営するとしたら、和の要素を取り入れた内装と灯り、隣の方が気にならない程度の席間で、ゆったり寛げるような空間作りがしてみたいです。
by タンタン (2019-02-14 08:30) 

あおき

skekhtehuacsoさん、こんにちは。
あまり隣の席を気にせず、一人でもゆっくり落ち着けるお店っていいですね。
もりやかけで600円ですか、なかなか手打ちでは難しいかなと思いますが、安いほうがいいですよね。
お酒は門外漢なので、ちょっとは勉強しないといけないなーと思っています。
by あおき (2019-02-15 11:20) 

あおき

タンタンさん、コメントありがとうございます。
私も日本的な建物やしつらえが好みで落ち着きますね。
今もいろんなお蕎麦屋さんに行っては、自分ならこうするああすると楽しんでおります。
by あおき (2019-02-15 11:23) 

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