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城崎温泉へと向かうバスの窓から雪景色を見て [写真と俳句と]

旅女子の 寝息聞きをり 窓の雪
湯上りの 赤ちょうちんや 懐手(ふところで)

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[2020年2月6日(木)10時頃 豊岡市円山川沿いを走るバスの車窓から撮影]
「懐手」着物やどてらなどの袖から手を出さず懐に入れること。冬の季語



バスでおしゃべりしていた妙齢のお嬢さん達も、いつのまにかスヤスヤお眠りに。
車窓に写る静寂の銀世界を見ながら、車内の小さな寝息を聞く。

しばらくするとこの日の宿泊地、城崎温泉に到着。

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宿に入りテレビをつければ、昨晩の雪はこの冬この地域での初の積雪で記録的な遅さだというローカルニュース。

湯呑のお茶を飲み干し、浴衣と丹前に着替えて外湯めぐりへ。
バスに乗り合わせた彼女たちも、今頃どこかの湯に浸かって極楽気分を味わっているのだろう。

湯上り、多少薄着で寒いことは寒いが、雪の城崎でよかった。(餃子もうまかったし)

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