純喫茶 アメリカン

【初めて訪れた日】　1970年代後半？　【お店の場所】　千日前

玉子サンドの玉子が玉子焼きなのは、関西の食文化とかなんとか、そんな内容のテレビ番組があって、その時に紹介されていたのがここのサンドイッチ。なんだか無性に食べたくなったのでやって来た次第です。
やっぱり、出来立てのあったかい玉子サンドはうまい。



あっという間に胃袋へおさまり、もうちょっと欲しいな、などと思いつつ珈琲を飲み一息付いてあらためて辺りを見渡せば、どこか大阪万博の頃の昭和のイメージと重なり、とても懐かしい気持ちになる店内装飾。

子供の頃、親に連れられこの界隈へ来た時のことなんて、もうすっかり忘れてしまっているんですが、ここの店構えと店内の雰囲気は覚えているような気も。
煌びやかで、ちょっとリッチな感じのするモダンなスタイル、そのなんとも言えない安心感と、“ミナミ”へ買い物に出てきたという特別感は今もこのお店に来ると感じます。

大阪ミナミを象徴する古いお店の一つですから、きっと、たくさんの人のドラマを見続けてきたんだろうと、その昔に想いを馳せたくなる、そんな喫茶店です。

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