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イカナゴの釘煮をいただいて [写真と俳句と]

いかなごを じつと煮詰めし 背中かな

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「2014年3月17日12時頃 撮影」
「鮊子(いかなご)」 春の季語



「ひとり者なんで、ろくなもん食べてないんです」と吹聴していると、時々誰かが何かおいしいものを恵んでくれます。

そのかた、どこか別のところで暮らすお子さんやお孫さんのためにたくさん作られたのでしょう。
私にも「いかなごの釘煮」を分けてくださいました。

いかなごの釘煮は、2月から3月に播磨灘や大阪湾から水揚げされたイカナゴ(シンコ)を、醤油や砂糖、生姜などで甘辛く煮詰めたもので、兵庫県明石や播磨地区、淡路島などの郷土料理です。
この時期、大阪のスーパーにもたくさん出回り、春の到来を感じさせてくれます。

炊きたてのご飯に釘煮を埋めるようにのっけ、わさっとご飯ごとすくい口に放り込む。

至福のときであります。

タグ:春の句
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