京都一乗寺詩仙堂のお庭にて [写真と俳句と]
薄野(すすきの)や 武蔵 静かに剣を抜く
「2014年11月5日15時半頃 撮影」
「芒(すすき)・薄野」 秋の季語
ススキ野では無かったのですが、この日訪れた詩仙堂丈山寺は、紅葉とともにススキが風情を添えておりました。
ススキ野から決闘を連想するあたりちょっと古臭い気もしますが、ここ一乗寺(下り松)はその昔、宮本武蔵と吉岡一門が決闘したところとしても有名です。
さて、詩仙堂は正しくは凹凸窠(おうとつか)といい、徳川家康などに仕えたお武家さんで、隠棲後は文人としても名を馳せた石川丈山が、詩歌などの風雅を楽しむために造った山荘です。
お庭の造りが素晴らしく、紅葉も目を見張るほど綺麗で、私を含む一部の人達は、ここぞとばかり躍起になって写真を撮っています。
一方で、アジア系、欧米系の外国人観光客は、お庭に面した部屋の畳にどかっと腰をおろし、ゆっくり静かにお庭を眺めておられました。
歩き疲れただけなのかもしれませんが、彼らの方が正しい鑑賞スタイルのような気も。
「Youたち写真はいいから、座ってゆっくり見なよ」と言われたような少し恥ずかしい気持ちになりました。
まだまだ修行が足りません。
「2014年11月5日15時半頃 撮影」
「芒(すすき)・薄野」 秋の季語
ススキ野では無かったのですが、この日訪れた詩仙堂丈山寺は、紅葉とともにススキが風情を添えておりました。
ススキ野から決闘を連想するあたりちょっと古臭い気もしますが、ここ一乗寺(下り松)はその昔、宮本武蔵と吉岡一門が決闘したところとしても有名です。
さて、詩仙堂は正しくは凹凸窠(おうとつか)といい、徳川家康などに仕えたお武家さんで、隠棲後は文人としても名を馳せた石川丈山が、詩歌などの風雅を楽しむために造った山荘です。
お庭の造りが素晴らしく、紅葉も目を見張るほど綺麗で、私を含む一部の人達は、ここぞとばかり躍起になって写真を撮っています。
一方で、アジア系、欧米系の外国人観光客は、お庭に面した部屋の畳にどかっと腰をおろし、ゆっくり静かにお庭を眺めておられました。
歩き疲れただけなのかもしれませんが、彼らの方が正しい鑑賞スタイルのような気も。
「Youたち写真はいいから、座ってゆっくり見なよ」と言われたような少し恥ずかしい気持ちになりました。
まだまだ修行が足りません。
タグ:秋の句
ゆっくり庭を眺める・・・。
なるほど。
でもそんな生活をしていないので
珈琲かお茶でも飲みながらでないと
まったりと出来ないと言うか・・・
多分、間が持たないと言うか・・・。
あ。これが修行が足らないと言う事
ですね(-_-;)ウーム
by あとりえSAKANA (2014-11-30 10:56)
SAKANAさん、おはようございます。
年齢的にも、もうちょっとゆっくり落ち着いて鑑賞できもんかと、自分自身思った次第です。
曼殊院の方では、お庭を見ながらお茶を楽しめる場所が設けられていましたね。いいかも。
by あおき (2014-12-01 09:34)