リトル・フォレスト 夏/秋 [映画館に行こう]
【鑑賞日】 2015年2月8日
【映画館】 なんばパークスシネマ
【キャッチ・コピー】
生きるために食べる。食べるためにつくる。
【映画全体の印象】 (^_^)
【感想】
街の生活に疲れた女の子が、故郷の東北の山里に帰ってきて、そこで自然と共生しながら暮らす日々を撮った映画です。
Eテレの「猫のしっぽ カエルの手」もよく見ていたし、最近はこういうのも好きになってきました。
女の子は、お米を作り野菜を育て、ストーブでパンを焼き、甘酒から米サワーを作り、自家製のウスターソースやジャムをこしらえ、また鴨を育ててさばいたりもします。
女の子が、家を出た母親から教わった生活の術と地域の人達の支えにより、一人日々たくましく生活する様子は見ていてとても感心させられます。
また、女の子の素朴で正直な一人称の語りも心地よかったです。
あと、主人公と同じように田舎に戻ってきた幼なじみの若者が、
「都会とこことじゃ話されいる言葉が違う、方言とかじゃなくて……
自分自身の身体で実際にやったこと、その中で感じたこと、考えたこと、自分の責任で話せることはそれくらい。
そういうものをたくさん持っている人を尊敬するし、信用もする……
何にもしたことがないくせに何でも知っているつもりで……
他人が作ったものを右から左に移してるだけの奴ほど威張っている。
薄っぺらな人間の空っぽの言葉を聞かされるのにうんざりした……」
と、概ねこういう辛辣なことを語るシーンは印象に残りました。
少々耳が痛いところもありましたが、とにかく、こういうのが豊かな生活なんですよーという監督さんの思いが伝わってくる一本、いや二本でした。冬・春編も見てみようかと思います。
【映画館】 なんばパークスシネマ
【キャッチ・コピー】
生きるために食べる。食べるためにつくる。
【映画全体の印象】 (^_^)
【感想】
街の生活に疲れた女の子が、故郷の東北の山里に帰ってきて、そこで自然と共生しながら暮らす日々を撮った映画です。
Eテレの「猫のしっぽ カエルの手」もよく見ていたし、最近はこういうのも好きになってきました。
女の子は、お米を作り野菜を育て、ストーブでパンを焼き、甘酒から米サワーを作り、自家製のウスターソースやジャムをこしらえ、また鴨を育ててさばいたりもします。
女の子が、家を出た母親から教わった生活の術と地域の人達の支えにより、一人日々たくましく生活する様子は見ていてとても感心させられます。
また、女の子の素朴で正直な一人称の語りも心地よかったです。
あと、主人公と同じように田舎に戻ってきた幼なじみの若者が、
「都会とこことじゃ話されいる言葉が違う、方言とかじゃなくて……
自分自身の身体で実際にやったこと、その中で感じたこと、考えたこと、自分の責任で話せることはそれくらい。
そういうものをたくさん持っている人を尊敬するし、信用もする……
何にもしたことがないくせに何でも知っているつもりで……
他人が作ったものを右から左に移してるだけの奴ほど威張っている。
薄っぺらな人間の空っぽの言葉を聞かされるのにうんざりした……」
と、概ねこういう辛辣なことを語るシーンは印象に残りました。
少々耳が痛いところもありましたが、とにかく、こういうのが豊かな生活なんですよーという監督さんの思いが伝わってくる一本、いや二本でした。冬・春編も見てみようかと思います。
タグ:2015年映画
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