SSブログ

マッドマックス 怒りのデス・ロード [映画館に行こう]

270705.jpg【鑑賞日】 2015年7月5日
【映画館】 なんばパークスシネマ
【キャッチ・コピー】
お前のMADが目を覚ます
【映画全体の印象】 (^▽^)
【感想】
すごい……すごいぞ、ジョージ・ミラー!
さすがに30年前のようなパワーはないだろうと勝手に思っていましたが、なんのなんの、さらに過激でパワフル。最初から最後まで息つく暇もない圧巻のバイオレンス。荒廃した世界の描き方も秀逸です。

ストーリーは単純。
核戦争を生き残った人間が、食料や水、油などの資源を奪い合い、そして希望の地があるとか無いとか、というものですから過去のマッドマックス2や3と同じです。

違いといえば主人公のマックスですが、役柄は過去の亡霊に取り憑かれた少し病的な感じのある流れ者で、旧作同様、超人的な活躍をし、人間らしい温かさが見え隠れするあたりにそれなりの魅力も感じられるのですが、ただ冒頭からとっ捕まって鎖に繋がれますので、メル・ギブソンが演じたクールでカリスマ性のあるマックスよりも幾分カッコよさは劣り、その分野性味が増したというような印象です。
しかしそれがシャーリーズ・セロン演じるフュリオサを際立たせるという意味で、キャラ設定は効果的だったのかもしれません。

ということで、この映画の芯を喰っていたのは彼女なんですが、そのほかにも個性的なキャラクターがテンコ盛りだし、もちろんモンスターマシンによる砂漠のカーチェイスも超が付くほどのド迫力。V8のインターセプターの活躍が少なかったのは少し残念でしたが、それでもこれは血湧き肉躍るクレイジーな映画です。
キャッチコピーにあるとおり、私のMADも目を覚ました一本でした。

タグ:2015年映画
nice!(11)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 11

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。