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【近畿三十六】比叡山(ひえいざん) 無動寺明王堂(むどうじみょうおうどう) [霊場を巡る]

[第二十六番札所] 2015年8月2日 奉拝 (滋賀県大津市坂本本町)
御詠歌: 詣で来る 人のねがひの 満ち足れと ただひとすじ耳 祈る明け今れ


「本家鶴㐂そば」で昼食をとったあと、比叡山に登るため、坂本ケーブルの駅の方へ綺麗な石垣のある道を歩きます。

石垣と言えば、思い浮かぶのは穴太衆(あのうしゅう)。

穴太衆は、ここ坂本穴太出身の石工集団で、安土桃山時代以降、石垣を組む技術が高く評価されて、安土城をはじめとする多くのお城の築城の際、彼らの指揮のもと石垣が組まれたと言われています。

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これも彼らが組んだ石垣やろか、などと思いながら歩いていると、日吉大社の入口が見えてきました。帰りに参拝する予定です。
大社を左に折れ、比叡山高校を抜けて行くと、坂本ケーブル駅に到着します。
京阪坂本からだと歩いて15分くらいでしょうか。

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改札で、ちべたいおしぼりをいただき乗り込みます。嬉しい心配りです。

車内は冷房も無く蒸し蒸しとしておりましたが、登山することを思えばありがたいことであります。
しかも、スルッとKANSAI3dayチケットが使えたので助かりました。本当なら往復運賃は1,620円です。

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山頂の駅を降り、延暦寺根本中堂の方には向かわず、無動寺は下る方の道へ。

けっこう下って行きます。
まさか、帰りはこれを上って戻るのか……
嫌な予感が頭をよぎるなか、15分くらいでお堂付近に到着。
ああ、暑い!ああ、しんどい!と小声でグチる。

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炎天下にやってきましたが、お堂は工事中。
でも気にせず、合掌。

護摩堂らしきところでお寺の方に御朱印をいただく。
その際、願うような気持ちで、この近くに根本中堂方面行きのバス停ありますよね?とたずねると、無い、来た道を戻るしかない、という残酷な返答が。

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上り坂、死にました。
私みたいに体力の怪しい者が、真夏の真昼間に行くと地獄です。

ケーブルの駅舎でしばらく休憩して、次は根本中堂に向かいます。

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