住吉大社松苗神事を見学して

初宮の　御子スヤスヤと　苗木植（う）う
甘辛の　小（ち）さき春食（は）み　播磨灘


［2016年4月3日（日）11時15分頃　住吉大社第一本宮前にて撮影］
「苗木植う」「松植う」　春の季語



桜もそろそろ満開かというこの日、住吉大社では松苗神事が執り行われておりました。
松は吉祥木と言われておりますので、長寿や延命などを祈念するお祭りではないかと。

神事では、神楽女と呼ばれる巫女さんが熊野舞や白拍子舞を奉納。

上の写真はタイミングのせいで“ちゅちゅんがちゅん”の電線音頭みたいですが、実際は由緒ありげな厳かな舞いでありました。



またこの日の境内は、生まれて間もない赤ちゃんを色鮮やかな祝い着に包み、お宮参りをする家族連れもちらほらと。
「みこ」違いではありますが、こちらは次の世を生きる御子であります。良き日に御参りになられました。



最後に、知人から今年もいただいたイカナゴの釘煮です。
御歳81歳になるお婆ちゃんからの差し入れですが、さすがの出来栄え。

五感で春を感じております。

タグ：春の句 大阪

コメント 2

郵便局で切手を買ったら
「いかがですか？」と
≪いかなごのくぎ煮≫の
注文カタログと試食品を
くれました。
すごい営業努力と驚きつつ
季節を感じたのでした（＾ｖ＾）

年期の入った「匠」作のくぎ煮の
美味しさはさぞや、ですね。
by あとりえＳＡＫＡＮＡ (2016-04-07 00:58) 

SAKANAさん、おはようございます。

山椒で煮たものと生姜で煮たものと2種類いただいたのですが、どちらも唸る美味しさでありました。
今年はイカナゴの値段が高いとニュースで流れていましたが、しばらく春の風物詩が楽しめるというのは嬉しい限りです。
SAKANAさんも何か春らしいもの食べられましたか？

by あおき (2016-04-07 07:55)