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小豆島から神戸へと向かう船のデッキにて [写真と俳句と]

もういない人の気配と 逢魔が時
航海はいつしか漂流に 月仰ぎ見る
寄る辺なき 船が一艘 夕月夜
根無し草 べつに理由なんてないよ

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[2019年11月2日(土)17時半頃 播磨灘辺りで撮影]
「月」「夕月夜」秋の季語
【自由律俳句】
季語や五七五の定型に縛られず、感じたまま表現することに重きをおく俳句。



なぜ?なぜ?なぜ?
世の中なんにでも理由がいるらしい。皆が納得できるそれらしい理由が。
「なんとなく」ではだめなのだ。

だんだんと心配される色合いも濃くなってくるし、
今年は寄港地が見つかればいいな……



「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」夏目漱石『草枕』より

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