”あをによし”の日々よ、さよう奈良!ありがとね! [おらが町の景色]
受け入れ準備が整ったのでそろそろお越しくださいと、島から電話があった。
採用の連絡から2か月、少し気を揉みましたがようやく始まりそうです。
思えば、葉っぱが赤や黄に色づく季節に奈良へ来ました。
師走の気忙しい時期はハローワーク通い。
合間合間に運動不足の解消も兼ねて、新大宮、きたまち、ならまちとよく歩いたので少しばかり土地勘も付きました。
年末、故郷に帰省する友人を見送ったあと風邪をひき、お正月は一人ほぼ寝て過ごした。
奈良で初詣に行けなかったのは残念だったが、お布団にもぐりテレビを観て静かに休んでいられる環境は、ありがたかった。
熱も下がって、まだお正月気分の残る古都をさんぽ。
神社仏閣、博物館美術館、地元の美味しいお店と、あっちへこっちへ足を運ぶ日々。
観光客が腹ペコの鹿に襲われるシーンもお馴染みの光景に。
暖冬で冷え込む日の少なかった奈良ですが、それでも湯気の立つお蕎麦が美味しい寒い日もあれば、霧で辺りが見えない日も。
大寒も過ぎて、奈良の風物詩の一つ若草山の山焼きも見ました。
その前後あたりから新型肺炎の影響で街の観光客も激減。
こういう時だからこそ厄払いも必要とばかりに、東大寺や元興寺の節分会にも参加。
建国記念日には、右寄りの方々に交じって橿原神宮にも参拝。
大相撲で奈良県出身力士の優勝は98年ぶりだということで、徳勝龍関の優勝パレードも見に行きました。
そして、新型肺炎の影響で町がひっそりとする中、修二会が行われる二月堂の前にはどこにこれだけの人が?というくらいの人出。
お水取りは752年から1,300年近く、一度も中止されることのなかった不退の行法だというので、むしろ疫病を焼き尽くさんと迎え撃つくらいの姿勢でしょうか。
お松明が火の粉を降らせながらお堂を駆けていく様は、なんとも力強く美しかった。
こういう大きな行事も目にする一方で、日々の生活ではご近所のスーパーにもよく通い、「サンディ」では安すぎる品物に助けられた。
長屋王も自分のお家跡に「ミ・ナーラ」ができるなんて想像していたでしょうか。
外食もよくしました。
居候先からよく見える「すぎ」は2月末をもって数十年の歴史に幕を下ろし、カレーが美味しかった「Shizu Cafe」も4月いっぱいで店を畳むそうだ。なんとなくお別れの時期も重なって寂しい気持ちに。
友人ともいろんなお店で食事をしましたし、外食しない日は嫁さんばりにスーパーで買い物をして食事の用意もしました。
特に多かったのはいろいろな一人鍋でしょうか、彼のお気に入りです。確かに一人で食べるお弁当よりはほっこり感があったでしょう。
そして最後の夕食は、焼き肉。私の門出を祝してということでごちそうになる。
おっさん二人の同棲生活、大変楽しい毎日でありました。
いにしえの都のさらに深い部分に分け入ってみたい……それだけの魅力が奈良にはありました。
奈良県コンベンションセンターのオープンも佐保川の桜の開花も見届けられませんでしたが、奈良で暮らしたこの4ヶ月を思い返しながら、最後の夜です。
採用の連絡から2か月、少し気を揉みましたがようやく始まりそうです。
思えば、葉っぱが赤や黄に色づく季節に奈良へ来ました。
師走の気忙しい時期はハローワーク通い。
合間合間に運動不足の解消も兼ねて、新大宮、きたまち、ならまちとよく歩いたので少しばかり土地勘も付きました。
年末、故郷に帰省する友人を見送ったあと風邪をひき、お正月は一人ほぼ寝て過ごした。
奈良で初詣に行けなかったのは残念だったが、お布団にもぐりテレビを観て静かに休んでいられる環境は、ありがたかった。
熱も下がって、まだお正月気分の残る古都をさんぽ。
神社仏閣、博物館美術館、地元の美味しいお店と、あっちへこっちへ足を運ぶ日々。
観光客が腹ペコの鹿に襲われるシーンもお馴染みの光景に。
暖冬で冷え込む日の少なかった奈良ですが、それでも湯気の立つお蕎麦が美味しい寒い日もあれば、霧で辺りが見えない日も。
大寒も過ぎて、奈良の風物詩の一つ若草山の山焼きも見ました。
その前後あたりから新型肺炎の影響で街の観光客も激減。
こういう時だからこそ厄払いも必要とばかりに、東大寺や元興寺の節分会にも参加。
建国記念日には、右寄りの方々に交じって橿原神宮にも参拝。
大相撲で奈良県出身力士の優勝は98年ぶりだということで、徳勝龍関の優勝パレードも見に行きました。
そして、新型肺炎の影響で町がひっそりとする中、修二会が行われる二月堂の前にはどこにこれだけの人が?というくらいの人出。
お水取りは752年から1,300年近く、一度も中止されることのなかった不退の行法だというので、むしろ疫病を焼き尽くさんと迎え撃つくらいの姿勢でしょうか。
お松明が火の粉を降らせながらお堂を駆けていく様は、なんとも力強く美しかった。
こういう大きな行事も目にする一方で、日々の生活ではご近所のスーパーにもよく通い、「サンディ」では安すぎる品物に助けられた。
長屋王も自分のお家跡に「ミ・ナーラ」ができるなんて想像していたでしょうか。
外食もよくしました。
居候先からよく見える「すぎ」は2月末をもって数十年の歴史に幕を下ろし、カレーが美味しかった「Shizu Cafe」も4月いっぱいで店を畳むそうだ。なんとなくお別れの時期も重なって寂しい気持ちに。
友人ともいろんなお店で食事をしましたし、外食しない日は嫁さんばりにスーパーで買い物をして食事の用意もしました。
特に多かったのはいろいろな一人鍋でしょうか、彼のお気に入りです。確かに一人で食べるお弁当よりはほっこり感があったでしょう。
そして最後の夕食は、焼き肉。私の門出を祝してということでごちそうになる。
おっさん二人の同棲生活、大変楽しい毎日でありました。
いにしえの都のさらに深い部分に分け入ってみたい……それだけの魅力が奈良にはありました。
奈良県コンベンションセンターのオープンも佐保川の桜の開花も見届けられませんでしたが、奈良で暮らしたこの4ヶ月を思い返しながら、最後の夜です。
お水取りをご覧になったのですから、もう何も
言いますまい…と言いたいところですが、
佐保川の桜までもう少しでしたのに(-_-)ザンネン。
先に移転先の方が桜が咲くでしょうから、
新しい土地での花の時期から新たな生活が始まる
というのもオツなものかも知れないですね。
by あとりえSAKANA (2020-03-13 01:33)
SAKANAさん、どうも。
お水取りって一日だけの行事だと思っていたら、2週間くらい毎日お松明焚いてるんですよね、知らんかった。
三・ナーラ行く時いつも桜並木横切っていただけに残念です。
いつかSAKANAさんのブログでUPしていただけると念願の花見ができるんですが。
by あおき (2020-03-22 21:33)