生口島瀬戸田港で住吉さんに手を合わせて

島々の　紙垂（しで）かすめゆき　春北風（はるならい）

［2020年3月29日（日）8時頃　瀬戸田港前にて撮影］

紙垂（しで）…しめ縄などに付けられている連続して四角に折られた白い紙。神域との境界を表すもの。



まだまだ風が冷たい春の海辺。
すぐ前の”すみよしさん”の祠にもびゅんびゅんと風が吹き抜ける。
寒いけど爽やかな朝です。

「住吉」「住之江」は海や海の神様に由来する言葉なんでしょう。
以前住んでいた大阪でも住之江区や住吉区は海に近い区画、昔々海岸線だったらしく住まいの近くには住吉大社もありました。



まだ暗い夜明け前、目が覚めて周辺を徘徊すれば、満月がとても美しい。

すみよしさんも「おやすみ中」の気配だったので、なんとなくこの時は手を合わすのをやめました。

タグ：春の句 生口島 しまなみ海道

コメント 2

空気が澄んで海も空も青いですね☆
そちらは温かいですか？
奈良はいつまでも朝は寒く、朝のうち
だけストーブをつけています。
とても良い季節が始まったのに残念ですね。


by あとりえＳＡＫＡＮＡ (2020-05-01 08:54) 

SAKANAさん、おはようございます。
これが暖かくないのですよ。
さすがに5月入ってからは暖かいのですが、3月4月は寒かった。レモンの島ちゃうんかい、と突っ込んでいました。
自分はしばらくいた奈良に関しては暖かった印象です。暖冬でしたからね。
by あおき (2020-05-04 08:10)