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大阪から従姉が宿にやってきた [お宿ものがたり]

大型連休が終わって、これから広島でG7が始まるなーという合間、大阪から従姉が来島した。

旅好きの従姉だが旅行はツアーでしか行ったことがないと言うし、年齢も70代半ば、駅や港で右往左往しそうだなと思い、福山駅まで迎えに行った。

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この日は勤務も無かったので、尾道の町で昼食も一緒に。
宿の夕食は、年配の人には量的に少しきついかなと思い、軽めのお好み焼きです。
大阪の人に粉もんを勧めるのもなんなんですが、砂ずりの入った「尾道焼き」というのもある。

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なにやら脚を痛めているようなので、尾道散策はパスして、すぐに生口島に来て宿の近辺だけ散策。
ちょっと無理して、耕三寺の未来心の丘まで。瀬戸田の町と海が見渡せます。

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この日は日差しも強く気温も高かったので、すぐに平山郁夫美術館のカフェで休憩。
互いに涼し気で爽やかな一杯を。

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旅館に戻り、従姉にはお風呂に入ってもらってから宿の夕食を共にしました。
前菜はナマコ、タコの卵の煮つけ、分葱と小エビのぬた、手作りおぼろ豆腐。
蒸し物は鯛の白子の茶碗蒸し。
刺身はサワラ、紋甲イカ、炙りアナゴ、ウニ。
魚料理はオコゼの酒蒸し。
肉料理は垰下(たおした)牛のすき焼き。
酢の物は、しめサワラ。
ご飯はたこ飯と鯛のあら汁。
最後、デザートはメロン。

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これだけの料理が出る前、従姉が食事の開始と同時に、おじさん、つまり彼女の父親がつい先日に亡くなったことを私に話してきた。
彼女の母親、私にとっての伯母さんが亡くなって半年そこそこなのに、おじさんまで逝かれたか……

会って直接いろいろと話したかったのでしょう、でもお互いに料理の味が飛んじゃったね。

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親子ほど歳の離れた従姉、伯母と共に子供の頃から私を可愛がってくれました。
年を取れば必然的に別れも多くなるが、また寂しくなる。
次はもう少し落ち着いてから、ゆっくり料理を味わえる状況で来ていただければと思います。

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あとりえSAKANA

 従姉さんとの再会。元気な顔がお互いに直に見られて
良かったですね。完全にコロナ禍が去ったわけではない
けれど、こうして直に会えるのが当たり前ではなくなった
時期を経ると嬉しさも格別だったのではないでしょうか?
 この旅に来た事で、あおきさんの元気な顔を見られたり、
思い出を共有したことで、従姉さんの心も少し軽くなった
のではないでしょうか。また近いうちに旅して下さると
良いですね。
by あとりえSAKANA (2023-07-25 18:23) 

あおき

SAKANAさん、いつもコメントありがとうございます。
年齢的にこれからもお別れがあるでしょうから、会える時にはいろんな人と会っておいた方がいいなと思う今日この頃であります。
by あおき (2023-08-27 21:48) 

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