SSブログ

また1人2人と仲間が去ってゆく、夏 [写真と俳句と]

雛鳥を 気に掛けし娘(こ)も 巣立ちをり

20230716tubame1.jpg
[2023年7月13日(木)15時頃 宿の軒先を撮影]
「巣立ち」夏の季語



ツバメがここ数年裏口の軒先に巣を作っていましたが、初夏に強風のせいで落下。
巣の中の5羽のうち2羽は落命、でもまだ3羽生きていて、それを見つけてなんとかならないかと心配していた女性社員に、他の従業員が落ちた巣を空き箱に入れてそれを軒先に吊るしてあげていました。

親が再びをエサを運んで来るのかどうか半信半疑でしたが、親がエサ運びを再開して皆ひとまずは安堵。

そして夏の盛り、生き残った3羽が成長して元気よく巣立っていきました。

その巣立ちを見届けるように、子ツバメを心配していた女性社員も会社を退職。
この3ヶ月前にも男性社員が1人退職。
そして、社員の仕事のしわ寄せを受けたパートの1人も辞めていきます。
きっと退職の連鎖はまだ続くことでしょう。

何がいけないのかは明々白々だが、当人達はそれが分からない、分かっていても変えられない、気の毒なことだ。

辞めていく皆さんの次の勤め先が、やり甲斐や楽しみを見い出せる職場でありますように。
そして、あの子ツバメ達のようにより良い明日に向かって飛翔できればいいなと思います。

タグ:夏の句
nice!(7)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

nice! 7

コメント 2

あとりえSAKANA

あおきさんにもシワ寄せの波が寄せて来ませんか?
原因は明々白々でも対策に気が付かない、分かって
いても変えられない…。日本の政治の現状みたいですね(;´Д`)
by あとりえSAKANA (2023-09-20 10:12) 

あおき

SAKANAさん、どうも。
はい、私にも他のパートさんにもやっぱりシワ寄せはあります。
営業方針や適切な人員配置なんかは経営者や社員の仕事の範疇なんで、アルバイトの私は「わが身は一つ、これ以上のことはできねぇー」と我関せずって感じです。
とはいえ、慢性的な人手不足で困っておられるので、できる限る協力はしてあげていますが、ま、限界はありますよね。
by あおき (2023-09-21 08:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。