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【神仏巡拝】高野山真言宗 総本山金剛峯寺(こんごうぶじ) [霊場を巡る]

[和歌山十三番]2019年8月11日 奉拝 (和歌山県伊都郡高野町)

極楽橋駅に着くと風鈴の涼しげな音に出迎えられる。
風鈴の下をくぐり抜け、新しく導入されたケーブルカーに乗車。
すごい急勾配。車両の形もちょっといびつ。

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ケーブルカーの高野山駅に降り立ちすぐさまバスに乗車。
山内に入りまずは金剛峯寺を参拝。
言わずと知れた真言宗の総本山。
でも、総本山の金剛峯寺とは山内全体のことを指すので(一山境内地)、バスに揺られている時すでに境内に足を踏み入れていたことになります。

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となると、広すぎてどの場所で手を合わせれば?ということになりますが、とりあえず目の前の大玄関で合掌。ちょっと間が空きましたが、無事に又来られてよかった。

前回に見られなかった関白豊臣秀次公自刃の間と、蟠龍庭をようやく見学できました。各襖絵と枯山水のお庭はすばらしかったです。

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見るべきものを見たあとは、大広間でお茶をいただきながらお坊様の説法を拝聴。
終わって廊下で“こうやくん”になる。和尚よ、写してちょ。

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入口で預けていた御朱印帳を受け取り、参拝終了。
最後に見学した庫裏(台所)は昔のまんまらしくて、釜3つで2000人分のお米を炊き、食べ物を保管する知恵、ネズミ返しの工夫などには感心した。なお、この庫裏は今も時々行事などの際に使っていて現役だそうです。
和尚さんも興味津々、よき拝観でしたな。

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【西国三十三】高野山真言宗 総本山金剛峯寺(こんごうぶじ) [霊場を巡る]

[番外霊場] 2019年8月11日 奉拝 (和歌山県伊都郡高野町)

得度を受けたという友人と高野山詣。
奈良市内在住の彼には、前日我が家に泊まってもらい朝一番高野山に向かう。

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前夜は洋食(塩分大丈夫?)を、当日朝は高野山では食べるところがないだろうと思い、駅でぱっとサンドイッチと白バラコーヒーを。
6時2分発の電車だったので、橋本には7時前に到着。赤備えの電車に乗り換えれば、もう景色は“お山”。
二人で「お大師さん、よぉーこんな山深いところにお寺開かはったよなー」と驚嘆する。

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極楽橋に着き、新しくなったケーブルカーに乗って高野山に降り立ったときは8時。これなら十分にお山を散策できます。

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バスは女人堂の前を通過。昔々は女性の入山はここまで。

バスを降りると、友人はずんずんとおみやげ屋さんの方へ。経本を買うんだとか。
電車の切符の割引特典で仏像のフィギィアも3つ4つ購入。
趣味嗜好はいいとして、帰るときでもよかったのでは……

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まずは金剛峯寺を参拝。
私は西国三十三所観音巡礼満願のお礼参りも兼ねております。

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昼食後には、金堂と奥の院でも御礼をば。6年越しですね。なむなむ。

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【神仏巡拝】元興寺(がんごうじ)/ 極楽坊 [霊場を巡る]

[奈良三十番]2019年8月3日 奉拝 (奈良市中院町)

昨年、ここ元興寺と丹生川上神社下社が巡拝寺院として追加されたことで、この巡礼は150から152社寺に。(さらに満願が遠のくなぁ……)
でも、この近くで昼食を食べたので早速この機に再訪参拝。
38度とか39度の炎天下らしいので、とにかく奈良の地で死なないようにと日陰を歩く。

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この暑さの中、受付のおじさんが涼しい場所があるのでお休みくださいと優しいお声掛け。
お言葉に甘えて、御参りもそこそこにその場所でしばらく涼む。

汗が引いたので境内をもう少し散策。
あの熱そうな屋根に見える赤や黒の屋根瓦は、飛鳥時代の瓦らしくて現存する日本最古の瓦なんだとか。
こういう灼けるような日差しと凍えるような寒さを、1,300シーズンくらい繰り返し受けてきたのかと思うと、すごい耐久性だ。

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あまりうろうろする気力もなく、いただくものをいただいて退散。
御朱印帳に直接書いていただくスペースがないので紙で受領。

御参りを済ませて、また休憩場所を求めて“ならまち”を歩く。
途中の郵便局で風景印もGET。図柄は先ほどの元興寺です。局の建物はコンクリートの打ちっ放しでモダン。古い町並みにも意外と違和感のない感じ。

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その後、南に歩いて数分「鹿の舟」に到着。
「くるみの木」の石村由起子さんの手がける複合施設。
飲食店とともに、いろいろな交流や文化の発信の場としても注目されています。
この日は「囀(さえずり)」の方で「鳥取の工芸と食」が紹介されていました。

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いい包丁といい木のカトラリーがあったなーほしいなーと誘惑に耐えつつ、ひとまずカフェで休憩。
木苺のソーダだったかな、甘すぎずシュワシュワッとしていて生き返りました。

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【神仏巡拝】法興山(ほうこうざん) 中宮寺門跡(ちゅうぐうじもんぜき) [霊場を巡る]

[奈良十四番]2019年8月3日 奉拝 (奈良県生駒郡斑鳩町)

古い土壁と堀や水路がある通りは、いにしえの里の様子を思わせる風情ある趣き。
うごうごと元気そうな、いや暑さに喘いでいる?ザリガニも発見。

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夢殿の奥隣に中宮寺の御門があります。
入口で御朱印帳を預けて、中を見学させていただく。
観るべきものは写真にあったあの御仏でしょう。

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お堂に入り、女性職員の方にこれから説明の音声を流しますと案内があり、椅子に一人腰掛け、目の前でアルカイックスマイルを浮かべ半跏で思惟されている菩薩様をじぃーと見る。
艶やかで均整のとれた身体つきと、なんとも柔和で神秘的な表情であります。
日本最古の刺繍とされるものの説明も聞き、推古天皇の頃なら1,400年以上前かぁーと思いながらその写真もまじまじと観察。

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ここが尼寺ということもあるのでしょうか、境内に詰めておられる方々は皆女性職員さんでした。
その方達から帰りに御朱印帳を受け取り参拝終了。
御朱印帳には亀さんも。
お堂の池は工事中で水が抜かれていたので、残念ながら亀さん達はどこかにお引っ越し中だったようですね。


以上で斑鳩の里巡礼はおしまい。
ほんとうはもう少し里を歩き周り、法輪寺と法起寺を参拝し、藤ノ木古墳も見ておきたかったし、何よりも法隆寺の宝物の数々はきちんと隈なく見学したかったのですが、奈良市内で昼食の予約を入れてしまっていたので致し方なし。
それに午前中でさえ恐ろしい暑さ、バス停でバスを待つだけでも地獄だったので、どのみち里の散策は厳しかったでしょう。
いつか秋の夕暮れなんかに歩いてみたいと思いましたが、それでも、里の真夏の朝の雰囲気を少しは味わえたかと思うので、やはり早起きして来てよかったです。

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【神仏巡拝】法隆寺(斑鳩寺) [霊場を巡る]

[奈良十三番]2019年8月2日 奉拝 (奈良県生駒郡斑鳩町)

猛暑日になるというのに、この日も朝早くからお出かけ。
まずは難波に出て朝食。
ゴミ収集車だけが活動的な寝静まった繁華街。
地下街もガラーンと、荒廃した地球に独り……的な感じ。

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朝マックを胃袋におさめ、この日は近鉄電車で奈良斑鳩の里を巡礼予定。
近鉄筒井駅からバスで法隆寺へ。筒井駅はこのあと忘れられない駅になる。

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国道25号線沿いから直角に伸びる松並木は見覚えのある眺め。
進んで行けば南大門、くぐってさらに進むと中門、その中が金堂と五重塔と大講堂で見学するには拝観料が必要です。

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聖徳太子建立の寺院ということで、日本最古と頭に付くものがたくさん。
お堂も塔も門もあっちもこっちも国宝ばかりで、中に安置されている釈迦三尊像をはじめとする御仏の数々も国宝がずらりです。

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御朱印は回廊の東外側にある聖霊院へ。
朝8時すぎ、お寺の方がお堂を開ける準備に忙しい最中、汗も引かない状況で申し訳ないかぎり。
おなじみの「和を以って……」ですね、いただいていきます。

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近くの郵便局で風景印もいただく。
切手は法隆寺大法蔵院の国宝百済観音像を使いました。

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次はあちらの八角形の建物「夢殿」の近くにある中宮寺に向かいます。

なお、夢殿は聖徳太子の斑鳩の宮跡に太子供養の為に造られた伽藍で、太子信仰の聖地的な位置づけにあるということです。

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