大型連休の瀬戸田は島とは思えないほどの賑わいで…… [おらが町の景色]
疫病も隅に追いやられるほどの勢いだった大型連休、この島にもたくさんの人が押し寄せました。
迎え入れる方も惣菜屋兼宿泊施設がオープンしたり、期間限定で飲食店が出店したり、また「アニエスベーが瀬戸田をジャックします。」というキャッチフレーズのもと、有名ブランドのコラボ企画も町を盛り上げていました。
私も楽しもう!と、ちょこちょこ出歩く。
まずは、数日間限定で出店されていた料理研究家の女性が作る中東料理を食べてみる。
中東?すごくクセがあるのかと思いきや、食べやすい!
ほどよい量のスパイスで味付けがしてある野菜類、ターメリックの鯛めしと自家製ピタパン、メインになるのがファラフェルというひよこ豆のコロッケぽいもの。
食べたことのない料理なんだけど、どこか知っている気もする不思議な風味。
いつかのインド料理屋さんで感じた風味にちょっと似ているのかなーとも思う。
大陸の方は地続きということで、食文化も伝播して少しずつ形を変えていくだなーと感じさせる興味深い味わいでありました。
惣菜屋さんの方は2度3度おかずやお弁当を買って職場の皆で食べてみました。
およそ皆の反応としては、味が薄い……と。
素材の味に頼る感じで、塩味を極力抑えてあるからそういう感想になるのも頷けるが、美味しくないわけではなく、むしろ最後には美味しいと漏らす人も少なくない。
一方、おかずの種類によっては味付けがしっかりしているものもある。
なにかお料理に対してしっかりとした考えをお持ちの様な気がするので、いつか店主さんと話してみたいなーと思わせるそんなお惣菜でした。
お惣菜を販売している手前には各地の厳選された食材や雑貨の数々。
興味をひくものがたくさんあって、ついつい財布の紐が緩くなってしまった。
古家の空きスペースを利用してのアパレルの販売も実にユニークで。
瀬戸内の小さな町にいて、このような各地の珍しい手作りの品々や料理、その他都会的な文化に触れられるのは楽しいもの。忙しい最中のちょっとした癒しにもなりました。
迎え入れる方も惣菜屋兼宿泊施設がオープンしたり、期間限定で飲食店が出店したり、また「アニエスベーが瀬戸田をジャックします。」というキャッチフレーズのもと、有名ブランドのコラボ企画も町を盛り上げていました。
私も楽しもう!と、ちょこちょこ出歩く。
まずは、数日間限定で出店されていた料理研究家の女性が作る中東料理を食べてみる。
中東?すごくクセがあるのかと思いきや、食べやすい!
ほどよい量のスパイスで味付けがしてある野菜類、ターメリックの鯛めしと自家製ピタパン、メインになるのがファラフェルというひよこ豆のコロッケぽいもの。
食べたことのない料理なんだけど、どこか知っている気もする不思議な風味。
いつかのインド料理屋さんで感じた風味にちょっと似ているのかなーとも思う。
大陸の方は地続きということで、食文化も伝播して少しずつ形を変えていくだなーと感じさせる興味深い味わいでありました。
惣菜屋さんの方は2度3度おかずやお弁当を買って職場の皆で食べてみました。
およそ皆の反応としては、味が薄い……と。
素材の味に頼る感じで、塩味を極力抑えてあるからそういう感想になるのも頷けるが、美味しくないわけではなく、むしろ最後には美味しいと漏らす人も少なくない。
一方、おかずの種類によっては味付けがしっかりしているものもある。
なにかお料理に対してしっかりとした考えをお持ちの様な気がするので、いつか店主さんと話してみたいなーと思わせるそんなお惣菜でした。
お惣菜を販売している手前には各地の厳選された食材や雑貨の数々。
興味をひくものがたくさんあって、ついつい財布の紐が緩くなってしまった。
古家の空きスペースを利用してのアパレルの販売も実にユニークで。
瀬戸内の小さな町にいて、このような各地の珍しい手作りの品々や料理、その他都会的な文化に触れられるのは楽しいもの。忙しい最中のちょっとした癒しにもなりました。
旅館に異空間スペース誕生! [お宿ものがたり]
3月の半ば、旅館の一角にお店らしきものが完成。
東京銀座で飲食店をされている旅館の若社長が主導してできた、特別なお客さんを招いて料理を提供するスペースで、それ以外の日中には自家製レモンパイなどを出してカフェとしても運営するとか。
そんなお店なので、改装中、何ができるの?とよく聞かれましたが、女将さんはじめ誰も一言で何屋さんと説明できない。
なぜそこの人間が知らないの?と怪訝な顔をする人もいましたが、本当に聞いていないのだからしょうがない、うにゃむにゃ言ってお茶を濁していました。
そして、お披露目。
島に突如何屋さんかわからない店が出現したわけですから、ご近所さん、道行く人の反応は、え、なに?と興味津々驚きのご様子。
中には、なぜこの島にこのような店が?といぶかしげな顔をする人も……そりゃそうだ。
招待客で賑わうレセプションパーティーで依頼された写真を撮っていると、若社長がどうぞ!と突然私にも高級おつまみとレモンスカッシュを振る舞ってくださった。
周囲との調和は皆無、ここまでフルスイングで異空間を作り上げたのだから、一周まわって何かおもしろいことになればと思います。
東京銀座で飲食店をされている旅館の若社長が主導してできた、特別なお客さんを招いて料理を提供するスペースで、それ以外の日中には自家製レモンパイなどを出してカフェとしても運営するとか。
そんなお店なので、改装中、何ができるの?とよく聞かれましたが、女将さんはじめ誰も一言で何屋さんと説明できない。
なぜそこの人間が知らないの?と怪訝な顔をする人もいましたが、本当に聞いていないのだからしょうがない、うにゃむにゃ言ってお茶を濁していました。
そして、お披露目。
島に突如何屋さんかわからない店が出現したわけですから、ご近所さん、道行く人の反応は、え、なに?と興味津々驚きのご様子。
中には、なぜこの島にこのような店が?といぶかしげな顔をする人も……そりゃそうだ。
招待客で賑わうレセプションパーティーで依頼された写真を撮っていると、若社長がどうぞ!と突然私にも高級おつまみとレモンスカッシュを振る舞ってくださった。
周囲との調和は皆無、ここまでフルスイングで異空間を作り上げたのだから、一周まわって何かおもしろいことになればと思います。
島に来て宿に勤めて3年が経ちました [お宿ものがたり]
家の前の白木蓮が咲こうかという頃、この島に来て丸3年が経ちました。
木蓮が咲いた辺りから桜が満開になった時期、旅館は大忙しだったので、そんな感傷に浸っている時間は無かったけど、日々淡々と、いや目まぐるしく……なんだかよくわからないままとにかくあっと言う間の3年。
忙しくてもどこか心に余裕がある日々、だいたいいつもご機嫌な毎日、少し浮いた言い方になるけれど、幸せに暮らしているんだと思う。
瀬戸内の小さな島宿から明け方の月を見上げてそう思いました。
広島尾道料亭旅館「魚信」の朝ごはん(2020年夏) [朝食ワンダーランド]
尾道にある数寄屋造りが素敵な和風旅館。
尾道水道の景色も御馳走のうちと言うことで、朝食の席は海側に向いております。
美味しいお味噌汁というのはそれだけでも良い食事をした気になる。
お魚は確かノルウェー産のアジの開きと説明された記憶があるが、地物のお魚にこだわらず美味しいものを優先して提供するという姿勢が潔い。
什器では瓢箪の形をした醤油さしもよかったが、やはりこの一人用のお櫃がとても味わいがあって惹かれた、まさに用の美だ。
食後も海と造船会社を見ながらお部屋でゆるりと。
料亭旅館で過ごした夏の尾道でした。
尾道水道の景色も御馳走のうちと言うことで、朝食の席は海側に向いております。
美味しいお味噌汁というのはそれだけでも良い食事をした気になる。
お魚は確かノルウェー産のアジの開きと説明された記憶があるが、地物のお魚にこだわらず美味しいものを優先して提供するという姿勢が潔い。
什器では瓢箪の形をした醤油さしもよかったが、やはりこの一人用のお櫃がとても味わいがあって惹かれた、まさに用の美だ。
食後も海と造船会社を見ながらお部屋でゆるりと。
料亭旅館で過ごした夏の尾道でした。